釘隠しや引手の骨董品売却依頼を頂き、出張して諸道具と一緒にお譲り頂きました。
写真が12枚あります。くわしくはこちら
縦幅最大約 6.5cm 横幅最大約 8cm 釘の長さ約 3.6cm
先に買取させて頂きました品物を紹介させて頂きます。在庫は10個あります。時代は明治時代から大正時代のものです。手作りの 彫金細工 で、昔の丁寧な 職人技 が見られる釘隠しです。しっかりした金具が使われ、非常に 重量感 があり、綺麗な品物で買取させて頂きました。写真をご覧のように、保存状態 も良く斬新なデザインです。時代を経てきた味わいを感じさせる品物です。
一般に使われている 金工作品 ですが、日本独自 の 伝承 された技法や技術で作られており、日本の金工作品の素晴らしさを紹介します。日本の 金工品 の職人技は、刀や 甲冑 のように戦国時代の 古い時代 より伝承されてきました。明治時代になり、帯刀禁止令が出されて、刀や刀装具を作れなくなり、いろいろ工夫を凝らし、彫る技法、嵌める技法、打つ技法、の日本独自の技術を確立していき、このような作品は骨董品や茶道具にもよく見られます。これらの作品は、世界の 万国博覧会 に出品され絶大な人気で、一躍日本独自の美術品として有名になり、日本の素晴らしい職人技へと発展していきました。このような金工品の彫金細工、象嵌細工の金属加工の技法は日本独自の技法で、世界中で愛好家やコレクターの方も多くおられます。