井口海仙や鵬雲斎の書付が付いた抹茶茶碗の茶道具売却依頼を頂き、宅配でお譲り頂きました。
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先に品物を紹介させて頂きます。時代は江戸時代から明治時代頃に作られた 逸品 だと思われます。ご覧のように、長年の時代を経てきた味わいと風格があり、景色が素晴らしい御 茶碗 です。この出雲焼の茶碗は、本来の出雲焼までは時代が古くありませんが、形も面白く、黄瀬戸の味わいも少しあり、楽しい逸品です。少し傷がありますが、保存状態 も良く、茶の湯 では 愛好家 のお客様に好まれる 逸品 で、買取させて頂きました。出雲焼とは、雲州松平家に招かれた 萩焼 の陶工・倉崎権兵衛が1677年に開窯し、今なお、江戸時代以来の構造を残す 登り窯 で焼成される器は、高麗の写しと 刷毛目 の 技法、鉄分を含んで赤みを帯びた土味、独特の落ち着きのある山吹色を呈する 釉薬 の焼成を特徴としており、愛好家には人気で高価買取させて頂きます。このような出雲焼は 骨董品 や 茶道具 によく見られます。
この作品は裏千家の井口海仙の 書付 があり、やはり書付は家元の書付が重宝されます。その一人、鵬雲斎を紹介します。裏千家十五代お家元 (大宗匠 だいそうしょう)鵬雲斎 ほううんさい。汎叟宗室(はんそうそうしつ)大正十二年(1923)生まれで、現在は大宗匠・千玄室と称する。京都大学大学院特任教授・大阪大学大学院客員教授として、伝統 芸術研究領域における指導に当たられておられます。
古美術やかたは、約80軒の骨董店が軒を連ねる歴史ある祇園骨董街の中心に位置する 老舗 の骨董店です。