買取実績 buy

中国美術の古陶器の骨董品売却依頼を頂き、出張してお譲り頂きました。

写真が18枚あります。くわしくはこちら
直径約 17.5cm 高さ約 3.8cm

先に品物を紹介させて頂きます。中国で作られた作品で、日本の時代にすると明治時代頃のものだと思われます。実際に使用するのをためらうぐらい描き込みが 細密 で、非常に美しいお皿です。中国美術職人技 の素晴らしさが見られる 逸品 です。採光の加減で白く光っておりますが、傷、欠け等無く、未使用品に近い状態の良い品物で高価買取させて頂きました。合わせ箱が付いております。

中国古陶器なので 中国古陶器 について少し説明させて頂きます。清時代までに中国の古陶器は、頂点を迎える素晴らしい、開発や技術の進歩によって明末清初には 名品 と呼ばれる 陶磁器 が数多く生産されました。この時代には、康熙(こうき)年間〔1662~1722〕には御器廠が再開され、端整な宮廷用の陶磁器が生産され、雍正(ようせい)年間〔1723~1735)と乾隆(けんりゅう)年間〔1736~1795〕には生産 技法 も最高潮になり、粉彩 と呼ばれる七宝の技法を用いて作られた磁器も生まれました。一方、日本の時代では江戸時代ころですが、官窯 が衰退していく明末清初には民 が活発になり、景徳鎮 の民窯では 金襴手 や芙蓉手などが焼かれ、輸出先の好みに合わせた 茶道具骨董品 の製品を生産されるようになり、このような 古陶器 は高価買取させて頂きます。

昔の古い品物などは殆ど汚れて変色や変形しており、こんな物、あんな物と思われがちですが、古美術骨董の世界では、古いから 骨董品 になり、お持ち頂ければたいへん役立つ物もあります。