骨董品売却依頼で禅語の掛け軸を宅配でお譲り頂きました。
写真が6枚あります。くわしくはこちら
先に品物を紹介させて頂きます。保存状態 の悪い作品ですが昔の裏千家の円能斎の 宗匠 の 一行書 なので買取させて頂きました。この 掛け軸 は 茶掛け の一行書で、お 茶会 で使用される昔の作品ですが、保存状態 も良く綺麗な一行書で買取させて頂きました。やはり一行書は 茶の湯 では正面に掛ける大切な一行書で、綺麗な状態がベストです。この一行書は昔の表具が施され、古裂が使用され味の有る趣のある掛軸です。一行書もいろいろありますが、茶席の一行書は禅語が殆どで高僧の書画も多くあり、それぞれの意味や季節により掛け替えられます。茶道裏千家十三代家元。又玅斎の長男。幼名は駒吉。北白川宮・小松宮両親王より円能斎・鉄中の号を賜る。衰微した茶道の復興に努め、門弟の指導・講習・月報の発刊と軌道興隆に尽した。大正13年(1924)歿、53才。
このような 逸品 は 茶道具 として使われる禅語が書かれており、禅語はまた海外のお客様に日本の骨董品として人気の掛け軸です。著名な作家や 高僧 が書かれた作品でなくても、昔の面白い書体で禅語が書かれていれば 墨蹟 として海外のお客様に人気の逸品です。観光で来られたお客様やお土産感覚で買い求められるお客様も多くおられ、無銘の作品でも面白ければお引き取りさせて頂きますので、一行書掛け軸をお持ちのお客様はお知らせ下さいませ。このような 水墨画 や 古書画 は高僧の書画でなくても、お引き取り価格は安くなりますがお引き取りさせて頂きます。
当店がある祇園の街は、千年以上も都が続き、優れた職人が集まり、その 職人技 が生かされた 逸品 や 名品 と言われる古美術 骨董品 が未だに数多く眠っている貴重な都です。