骨董品売却依頼で竹花籠の写真をお送り頂き、田辺竹雲斎やその他の竹芸品を山口県長門市お譲り頂きました。
売却例の説明
写真が7枚あります。くわしくはこちら
先に品物を紹介させて頂きます。材質は竹製で、共箱はありませんが、初代 田辺竹雲斎の竹花籠です。初代 田辺竹雲斎(1877年~1937年)の最も得意とする 花籠 です。ごつごつとした太い竹をつかい昔ながらの 職人技 が生かされた、力強い竹の編み方が非常に面白い 竹籠 です。竹編みが施されている各部分や 図柄 は、優雅さや味わいの良さが漂う、さすが初代 竹雲斎と思わせる存在感のある 逸品 です。昔の 職人技 が素晴らしい 茶道具 や 骨董品 は、高価にお引き取りさせて頂きます。
著名な作家初代 田辺竹雲斎 1877年~1937年の説明をさせて頂きます。大阪尼崎の生まれ、本名は常雄。初代・和田和一斎に 師事 し、1901年に独立して、竹雲斎と名乗った。第25回パリ 万国博覧会 で 受賞 し、ドイツにも竹芸作品を輸出、国内外で活躍した。煎茶や華道にも精通しており、唐物 を得意とし、重厚な作品を制作して古矢竹や竹根を使った独特の 作風 を確立した。またこのようなごつごつとした煤竹を使われた 名品 は買取価格が数百万円の作品も有ります。また、多くの 弟子 の育成、竹芸界の 重鎮 として活躍し、大阪市より功労賞受賞している。
このお客様のご事情は、山口県長門市の遠くのお客様ですがインターネットで当店のホームページをご覧になり、似たような竹籠を沢山販売しているので、売却依頼のお電話を頂きました。竹雲斎でも初代から当代までいろいろおられるので、写真をラインでお送り頂き、いろいろ説明させて頂きました。お引き取り価格を決定して品物を宅配買取でお送り頂きました。先代のお父様が竹籠や竹芸作品が好きで集めておられ、どうしようかと悩んでおられたようです。