面白い煙管筒を骨董品売却依頼で、写真をお送り頂き宅配でお譲り頂きました。
写真が33枚あります。くわしくはこちら
先に品物を紹介させて頂きます。時代は江戸時代から明治時代頃だと思われます。煙管筒 の材質は網代で、幾何学的な模様が、施されております。人物や、猿、猿回しの細工が芝山蒔絵で施されております。それらの材質は、象牙、木、螺鈿等で出来ており、繊細 で、丁寧な細工で、作者の力量を感じさせます。裏側に 銘 がありますが、作者についてはよくわかりません。傷んでいる所も無く、完品 と言っても良い 逸品 です。煙草入れは開き口の上部両サイドに、擦れがありますが、ひび割れや切れ込みは無く、使用していて大きく傷んでくることはありません。緒締めは 珊瑚 で出来ており、写真でご覧のように風化の跡が見られます。このような素晴らしい 骨董品 の腰差煙草入、買取させて頂きます。
このような煙管筒も 根付 と同じ作家が作っており、根付についても少し説明させて頂きます。根付の素材は 象牙 、イノシシやセイウチの牙、鹿の角、骨、黄楊木 などの木製、陶器、彫金金具、漆、琥珀、 珊瑚 などがあります。蒔絵 や 透かし彫り の施された作品もあります。形状は、からくり根付、差根付、面根付、形彫根付、饅頭根付、鏡蓋根付、箱根付など、その他にも根付にはいろいろな種類があります。細工や時代、材質によっては骨董品売却の際、高価にお引き取りできる品物も数多くあります。最近では象牙の根付の取引が日本だけなので海外のお客様には販売できず、買取価格も安くなる傾向があります。茶道具 も象牙が使われた 逸品 がありますが、同じ事が言えます。
古美術やかたでは、小売価格を元にお引き取り価格を表示しております。その価格は、店頭やホームページに掲載して、遠くのお客様でも、ご納得頂けるようにしております。