茶道具売却依頼で水指や抹茶道具を宅配でお譲り頂きました。
写真が7枚あります。くわしくはこちら
先に品物を紹介させて頂きます。明治時代頃に作られた イタリア製の 陶磁器 の水指です。このような外国製の陶磁器で造られた作品も、茶会 では時々見る事も有りますが、やはり数は少数です。お茶会は季節に合わせ、茶道具を使い、季節感の無い逸品や交易でもたらされた 美術品 や 骨董品 は使いずらい一面があると思われます。黒塗の蓋も付いており、茶の湯 ではお 茶会 で好んで使われていた 逸品 らしく、保存状態 も良く傷んでいる所は無く高価買取させて頂きました。茶の湯 の茶人はこのような趣のある作品を好まれるようで、茶道具には多くの種類の 諸道具 が残されています。陶器の柔らかい質感の白地に面白い 図柄 で描かれています。余白を効果的に生かして表現された模様は、清潔感が感じられ好んで使われてきたのでしょう。
水指し ( みずさし )とは、茶道と煎茶道とでは使われ方が僅かに異なる。茶道で、釜に足し入れたり、茶碗や茶筅(ちゃせん)をすすいだりするための水を入れておく容器。陶磁器 製(焼物)のものが多いが、金属製、木製、竹製などのものがある。そのほかにも曲物・塗物など木工品や金物などもある。焼物の水指では、蓋が一緒に(同じ焼物で)作られているものを共蓋と呼び、別に塗物で作られているものは塗蓋と呼んでいる。使われる場所により大きさも違い、形や大きさから丸卓、桑小卓、桐小卓などの涼しげな棚には収まりがよく、棚の水指として使い良い大きさの 逸品 も人気があります。
古美術やかたでは、数多くの品物を店頭で価格表示して販売しており、売却いただく際には、売却いただく品物と似ている店頭の品物と価格比較して買取価格を決定しております。