茶道具売却依頼で有名な高橋道八の茶碗や抹茶道具を秋田県のお客様より宅配でお譲り頂きました。
売却例の説明
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先に品物を紹介させて頂きます。この 茶碗 は、京焼の著名な作家の 高橋道八 で、江戸時代から代々続いた 陶芸 家で、現在では九代目の陶芸家で 茶道具 や 煎茶道具 を得意として、数多く作っております。二世の仁阿弥道八が名高く、青木木米・永楽保全と共に 京焼 の隆盛期を築きました。この頃の作品は特別高価買取させて頂きます。高麗茶碗や中国陶磁、オランダ陶の写しまで幅広く手掛けましたが、仁清、乾山など、京焼の先達の写しを得意としましたが、彫塑的な作品にも優れたものがあり、このような作品は人気の 逸品 で買取させて頂いても直ぐに売約済になります。この高橋道八の作品は日本を代表する 骨董品 の中の一つで、茶の湯 の 愛好家 の間では、名品 が多いと人気の作家です。丁寧に作られ、上りも良く、面白い 図柄 の 逸品 です。割れたり欠けたりしてなくて、保存状態 の良い逸品です。
高橋道八の説明をさせて頂きます。江戸後期に始まる清水焼陶工の代々の名。二代が最も名高い。二代高橋道八(1783~1855) は、初代重光の子。本名は光時で、琳派の 画風 を取り入れた独特の華麗な意匠で茶碗・菓子鉢・置き物などを作る。粟田口の窯を伏見桃山に移したので、その焼き物は桃山焼ともいわれる。仁和寺伏見宮から「仁」の字を賜り、仁阿弥道八とも称した。三代高橋道八(1810~1879)名を、光英、号 は、華中亭。青花・白磁 の類にすぐれ、のち肥前有田で製陶法の指導に当たった。
このお客様のご事情は、ご高齢の女性のお客様でしたが、ご自宅の整理をされていて、査定して頂きたいと、お電話を頂きました。古道具 や骨董品がごちゃ混ぜであるようで、面倒ですが写真を撮って頂き、LINEでお送り頂きました。先代が大切に愛好されていた骨董品や茶道具もありましたが、面白い高橋道八の茶碗があり、抹茶道具と一緒にお譲り頂きました。このお客様は秋田県のお客様ですが、近くに茶道具店も無く、茶碗を販売している古美術やかたにお電話を頂き宅配で売却頂きました。