古いお家を建て替えられ、骨董品売却依頼を頂き、数多くの昔の七宝焼の引手をお譲り頂きました。
写真が10枚あります。くわしくはこちら
縦約 10.1cm 横約 9cm
裏面取付部分
縦約 5cm 横約 4cm 厚み約 9mm
先に品物を紹介させて頂きます。在庫は8枚あります。時代は明治時代頃のものだと思われます。中は七宝焼が丁寧に施されており、綺麗な襖の引手です。しっかりした作りで 重量感 があります。もちろん建築に使われていた引手で、共箱も無い品物ですが 保存状態 も良い品物で高価買取させて頂きました。写真でご覧のように傷等無く、使用可能な品物です。
七宝焼 は日本の大切な 骨董品 なので、この作品も七宝焼の品物なので日本での七宝焼由来や 技法 も少し説明致します。6~7世紀に中国・朝鮮を経て 伝来 しているようですが、実際に作られる様になったのは、江戸時代になってからです。刀の 鍔 や鞘の装飾、神社仏閣 の釘かくし、襖の引手の装飾などに施されました。一般にはなじみの薄いものだったようです。明治に入り、現在の様な光沢のある 釉薬 が開発に成功し、当時盛んに行われた 万国博覧会 にも出品されました。日本の美しい作品は、世界的に高い評価を受け、七宝業界が更に盛んになり一般に広がって行くきっかけとなりました。現在も年齢性別を問わず安定した人気があります。種類は 有線七宝 や 無線七宝 があります。七宝焼は金属 工芸品 の一つで、釉薬がガラス質のため、陶磁器 より光沢や透明感があり、万国博覧会で金賞を 受賞 するなど海外で高い評価を受けており、このような逸品は高価買取させて頂きます。また、日本の 茶道具 にもよく見られる技法です。
当店ではご来店出来ない遠くのお客様にもご理解頂くように、ホームページにも販売価格を提示しております。