先代のお父様が根付のコレクターで、骨董品売却依頼を頂き、面白い根付を数点宅配でお譲り頂きました。
写真が12枚あります。くわしくはこちら
横幅最大約 3.1cm 縦幅最大約 1.9cm 高さ約 9.9cm
先に品物を紹介させて頂きます。材質は象牙です。時代は江戸時代の 根付 です。先代がコレクターの方より、直接お譲り頂いた品物です。古い時代 の、丁寧で味わいのある 職人技 が冴える形彫根付です。長年の時代を経てきた味わいがある逸品で、江戸時代の象牙によく見られる特徴があり、ヒビが入っていますが、これ以上割れたり欠けたりしないようです。採光の加減で白く光っておりますが、彫の良い日本の根付を代表する 逸品 です。近年、根付類はアジア圏からの輸入品が多くみられますが、当店では、日本の古い品物のみを販売しております。日本で作られた 茶道具 の細工物や 骨董品 の 根付、買取させて頂きます。
この作品は象牙の根付ですが、根付には多くの素材があり素材や形について少し説明させて頂きます。
根付の素材は象牙 、イノシシやセイウチの牙、鹿の角、骨、黄楊木 などの木製、陶器、彫金金具、漆、琥珀、 珊瑚 などがあります。蒔絵や 透かし彫り の施された作品もあります。形状は、からくり根付、差根付、面根付、形彫根付、饅頭根付、鏡蓋根付、箱根付など、その他にも根付にはいろいろな種類があります。細工や時代、材質によっては骨董品売却の際、高価にお引き取りできる品物も数多くあります。最近では象牙の根付の取引が日本だけなので海外のお客様には販売できず、買取価格も安くなる傾向があります。
数十年も放置された蔵や納戸での作業は、汗をかき埃まみれになりますが、綺麗な状態にしないと、査定や 鑑定 が出来ません。そのような作業も全て無料で行っていますので、お気軽にご相談頂ければ結構かと思います。