面白い骨董品で中国美術の古陶器を近くですが、他府県まで出張させて頂き、お譲り頂きました。
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先に品物を紹介させて頂きます。中国の明時代末期の 古陶器 で、古 染付 と呼ばれる小鉢です。保存状態 も良く、中国陶磁 特有の 虫喰 が見られ、中国古陶磁独自の製作方法や、古染付の 作風 がうかがえる 逸品 です。綺麗な花鳥図が手描きで描かれており、上り の良い鉢で、高価買取させて頂きました。ひび割れや直し等無く、保存状態 の良い品物です。このような古染付は、最近ではアジアのお客様に人気があり、貴重な作品で喜んで買取させて頂きます。
清時代までに中国の古陶器は、頂点を迎える素晴らしい、開発や技術の進歩によって明末清初には 名品 と呼ばれる 陶磁器 が数多く生産され、茶道具 や 骨董品 として残っております。この作品は清時代の 民窯 の逸品です。この時代の高価な作品の歴史は、康熙(こうき)年間〔1662~1722〕には御器廠が再開され、端整な宮廷用の陶磁器が生産され、雍正(ようせい)年間〔1723~1735)と乾隆(けんりゅう)年間〔1736~1795〕には生産技法も最高潮になり、粉彩と呼ばれる七宝の 技法 を用いて作られた磁器も生まれました。一方、日本の時代では江戸時代ころですが、官窯が衰退していく明末清初には民窯が活発になり、景徳鎮の民窯では 金襴手 や芙蓉手などが焼かれ、この作品もこのような作品です。輸出先の好みに合わせた製品を生産されるようになりました。
古美術やかたでは、数多くの品物を店頭で価格表示して販売しており、売却いただく際には、売却いただく品物と似ている店頭の品物と価格比較してお引き取り価格を決定しております。