地方のお客様より骨董品売却依頼で仏画の査定依頼を頂きましたので、紹介させて頂きます。
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先に品物を紹介させて頂きます。タンカとは、昔のネパール等の絵師により、仏教、密教の世界観や教え等を 仏像、シンボル、文字などを用いて描かれたものですが、贋物 が多くあり、なかなか本歌の 逸品 はありません。タンカというのは仏教、密教の世界観や教え等を仏教の教えを目に見える形にする事でその教えを理解しやすく助けるもの、そしてチベットの僧の重要な行いの一つ瞑想を手助けするものです。このような仏画で昔の日本の時代では、もちろん平安時代以前の一世紀、二世紀頃の仏像が人気があります。この作品も本歌の作品にしては、色合いもしっかり残っており、やはりのちの時代に描かれた逸品だと思われます。中国やアジアの人々は神秘的なものを感じ、神や霊魂を呼ぶ、邪悪を払う、不老不死を呼ぶ、などと言われ、昔から中国やアジアのお客様に 仏教美術 は人気があります。このような 保存状態 の悪い作品でも、仏画は本来の時代でなく、日本の江戸時代や明治時代の 仏画 でも、中国の人々には人気があり、高価に買取させて頂いています。
最近ではインドやパキスタンの仏教美術でも人気があり、買取させて頂いております。このような事情でこの作品のタンカも売買されれています。少しアジアの仏教美術について説明させて頂きます。日本はシルクロードの東の端にあたり、アジアの諸国から素晴らしい作品や逸品が持ち込まれ残されています。特に人気なのは、李朝 時代の仏教美術が人気で、非常な価格で取引されています。また最近では、やはり中国仏教美術が人気で、破格の価格で取引され、愛好家 を驚かせています。中国仏教美術は、李朝時代の仏教美術より時代も古く、人気があり世界の仏教美術の愛好家の憧れです。このように日本の骨董品 や 茶道具 も大陸より伝わって来た作品も沢山あります。
当地の祇園の街は、昔から「一見さんお断り」で有名な街で、日本はもとより世界各国の 著名 人が集う街です。古美術やかたは、そんな祇園の中心の祇園骨董街に位置する 老舗 骨董店です。