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骨董品売却依頼で出張させて頂き、水墨画や一行書の掛軸をお譲り頂きました。

写真が3枚あります。くわしくはこちら

先に品物を紹介させて頂きます。この 掛け軸 は臨済宗黄檗派の即非如一の 一行書 で、茶の湯 で使われていた 逸品 です。禅語が書かれた一行書で、共箱 はありませんが、割合 保存状態 も良い逸品です。書かれた当時の江戸時代の 表具 で、昔の 古裂 が使われて綺麗に表具が施されています。即非如一は隠元隆琦、木庵性瑫らと{黄檗の三筆}と称され、古筆や禅の水墨画を多く残されています。彼の書画は 骨董品茶道具 で人気があります。詩をよく書き、禅味のある観音・羅漢・蘭竹を画いており、これは日本の文人画のさきがけとされ、高価買取させて頂いております。

即非如一(そくひ にょいつ)は1616年から1671年まで生存され、江戸時代前期中国の明から渡来した臨済宗黄檗派(黄檗宗)の僧です。最近では即非如一のように昔の中国の人物が描かれた書画が人気で買取価格も値上がりしております。即非如一は俗姓、林氏。字は即非で福建省福州府福清県の出身です。1657年隠元に招かれて来日し、長崎崇福寺に住して伽藍を整備し、その中興開山となりました。1663年山城国宇治の萬福寺に移り、法兄の木庵性瑫とともに萬福寺首座となりました。最初の黄檗三壇戒では教授阿闍黎の任を務めました。翌1664年帰国の途中、豊前国小倉藩主小笠原忠真らに招かれ、1665年福聚寺を創建してその開山となった。その後、崇福寺に隠居してそこで没し享年56でした。

当店では日本はもとより、世界各国からご来店いただいており、相場にこだわらずお買い求め頂く 愛好家 のお客様、入荷をお待ちのお客様が多くおられます。