茶道具売却依頼で、唐津焼の茶碗や抹茶道具を宅配でお譲り頂きました。
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先に品物を紹介させて頂きます。この唐津焼は、本来の古唐津までは時代が古くありませんが、形も面白く、古唐津の味わいがある 逸品 です。保存状態 も良く、茶の湯 では 愛好家 のお客様に好まれる逸品です。絵唐津ならではの落ち着きのある 図柄 の模様が施され、さすがと思わせる 伝承 された唐津焼の昔の 職人技 が見られる逸品です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、業界ではうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。このようなお買い求め頂きやすい骨董品や茶道具は、店頭では数多く販売しております。
絵唐津 ( えがらつ )の説明を少しさせて頂きます。
唐津焼は、16世紀の末に、朝鮮から渡来した陶工たちが、肥前の国(現在の滋賀県岸岳山麓唐津市)に 窯 を開いたことに始まります。それまで日本になかった蹴 轆轤 や 登り窯 を導入し、全く新しい焼き物を作り上げました。絵唐津は、日本で最初に 絵付 けを施した焼き物です。釉下に鉄絵具(鉄砂)で自在に描いた文様は、禅画のごときおおらかさがあり、見飽きることがない味わいがあります。絵柄 は草花が多く、茶碗、皿、鉢 などいろいろな器があります。桃山時代から江戸初期のものが珍重されています。シンプルですが大胆な筆致が魅力的で、現在でも人気があります。元々唐津焼は、素朴な味がある陶芸作品で、陶芸 の 愛好家 の中でも人気がありますが、中でも絵唐津には下絵が描かれているので、面白い作品が人気があり高価買取対象です。
当店では、共箱 から出て迷子になったり、バラバラになっている品物をもう一度、元の共箱に戻したり、少しでも高く売却出来る状態にして、買取させていただいております。