面白い煎茶道具の写真を千葉県八千代市のお客様より、茶道具売却依頼でお送り頂きました。
売却例の説明
写真が11枚あります。くわしくはこちら
長さ約 20.6cm 横幅約 4.5cm 高さ約 0.7cm
先代のお婆さんから品物を貰われて、分からない茶道具をお持ちなのですが、一度見て頂きたいと品物の写真をお送り頂きました。専門の骨董店に見てもらい、売却しようと思われていたようです。面白い 煎茶道具 なので思われているより、高値で買取させて頂きました。千葉県八千代市のお客様ですが、多くの写真をお送り頂き一つ一つについて詳しく説明させて頂きました。お客様は専門の骨董店に売価依頼して良かった、と喜んでおられました。この 茶合 は彫も良く面白い 図柄 なので先に紹介させて頂きます。
材質は竹製です。時代は明治時代頃の作品です。日本の 骨董品 や 茶道具 に見られる昔の 職人技 が生かされた 作風 で、霊芝が 高蒔絵 のように浮き出て 彫刻 されており、緻密 な彫りの 図柄 が面白く、当時でも貴重な 逸品 でしょう。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように傷んでいる所も無く、保存状態 の良い品物です。煎茶道具の中でも、このような面白い 茶合 は高価買取致します。
日本における煎茶道の始まりは江戸時代初期で、禅宗の一つである黄檗宗を開いた隠元隆琦が開祖とされています。煎茶道具の元は大陸の中国茶から伝わった物で、このような竹製の品物や自然の中から出来た天然の素材を使った作品がアジアのお客様には好まれています。煎茶文化はもともと中国茶の文化でしたが、徐々に日本でも広まり現在に至っています。近年煎茶の 愛好家 は、日本はもちろん中国やアジアにも多くいます。当然、アジアから来られる外国人にも日本の煎茶道具は人気があり、高価な価格で流通しています。