骨董品売却依頼で、仏画を数点宅配でお譲り頂きました。
写真が5枚あります。くわしくはこちら
先に品物を紹介させて頂きます。このような作品は、日本ではチベットの仏画などの話をさせて頂いている事が多くありますが、この時代には大乗仏教や小乗仏教があり、このような 仏教美術 の仏画も残されております。このような 仏画 で昔の日本の時代では、もちろん平安時代以前の仏画ですが、この作品も本歌の作品にしては、色合いもしっかり残っており、やはりのちの時代に描かれた 逸品 だと思われます。このような 保存状態 の悪い作品でも、仏画は本来の時代でなく、日本の江戸時代や明治時代の仏画でも、中国の人々には人気があり高価買取させて頂きます。
仏教美術には日本に伝わった美術の他にもあるので説明をさせて頂きます。一世紀頃に興った仏教の二大流派で、大乗仏教や小乗仏教があり、大乗仏教は、古来の仏陀の教えを拡大し新しい解釈を加えた教派で、自分ひとりの悟りのためではなく、多くの人々を理想世界である彼岸に運ぶ大きな優れた乗物という意味で、みずからの立場を大乗仏教と言います。小乗仏教とは「劣った乗物」の意味で、 釈尊以後その 伝統 を比較的損なわずに継承し,複雑で形式的な「法の研究」を主体とした部派仏教で、 いわば民衆の間から起った大乗仏教の側からの軽侮した表現で、今日では上座部仏教 とも呼んでいます。このような時代に描かれた逸品だと思われ、そのような作品でも高価買取させて頂きます。このように 骨董品 や 茶道具 だけでなく、仏教美術は特殊な美術として日本にも残っております。
当店では半端の品物や、傷、カケがあっても買取や販売しており、四季折々には一日百名程のお客様に来店頂き、近くには大学や博物館、また美術館の研究機関が有り、趣味で集めておられる 愛好家 も来店頂き、参考品や学術品として貴重な品物もあります。