買取実績 buy

茶道具売却依頼で、堆朱の香合と他の煎茶道具を宅配でお送り頂きました。

写真が10枚あります。くわしくはこちら

先に品物を紹介させて頂きます。この作品は 堆朱香合 で、中国美術 では人気があり、日本の時代で言いますと、明治時代から江戸時代にかけて作られた作品です。この 逸品漆芸作品で、堆朱の彫も良く 保存状態 も良く、高価買取させて頂けますが、時代がもう少し古いとさらに高い価格で取引されています。元々この作品は、中国で作られた作品だと思われます。このような堆朱の 香合 で昔の時代の香合は、めったに見られない逸品です。堆朱の製造技術は中国から 伝承 された技術で、現在ではなかなか 名工 と言われる職人は育ちません。昔の 職人技 が伝承されたこの商品は、貴重な 逸品 で人気があります。

この香合は堆朱で 蒔絵 と同じような性格があるので、例えば琉球蒔絵に例えて蒔絵の説明をさせて頂きます。琉球(現在の沖縄)地域は中国大陸、アジアに近く、時代を通じて多分に文化的影響を受けてきました。このような琉球蒔絵は 茶道具骨董品 にも多く見られます。沖縄は土地柄特有の湿気に富んだ気候のため日本の他の産地と違い、乾燥の際に部屋の湿気と温度を上げる必要がない事も幸いして、漆器 に深く寄与することになりました。17世紀頃には貝摺奉行所の強化があり、螺鈿 細工が施された作品も数多くあります。沈金や螺鈿もよく利用され、呂色塗や 春慶塗 などの 技法 もあり、近世には漆器の縁に鋸歯文の装飾が見られます。

当店ではご来店出来ない買い取りさせて頂いた遠くのお客様にもご理解頂くように、ホームページにも販売価格を提示しております。