加山又造の馬の洋画をお譲り頂き、宅配で保険を掛けてお送り頂きました。
先に品物を紹介させて頂きます。この作品は 紙本・彩色で 額装 で、大きさ約58㎝×約72㎝です。馬を題材とした作品は象徴的な 動物画 の一つで、この作品においてもモノクロームを主調とし、さらに加山にとって「時間を超越した空間」を表現する色彩である銀を効果的に使用し、馬の姿態を神秘的に描き出しています。画業の初期にあたる東京美術学校卒業から1960年代にかけて、加山又造は狼や鴉、犀、馬などをモティーフとした動物画の連作を制作しました。それらは、ラスコーの壁画からシュルレムリスムなど、幅広く西洋美術の影響を受けました。その表現手法を取り入れることで、新しい時代に相応しい 日本画 の創造を目指しました。加山又造は戦後の日本美術界を代表する日本 画家 で、人気があり特別高価買取致します。特に晩年に描かれた肉筆画で、牡丹の花や猫、その他特殊 技法 の作品は特別高価です。加山又造は戦後の日本美術界を代表する日本画家で、人気があり特別高価買取致します。特に晩年に描かれた肉筆画で、牡丹の花や猫、その他特殊技法の作品は特別高価です。短時間で簡単制作された作品と、時間をかけた力作、またデザインや種類、得意とする 作風 によりお引き取り価格は変わってきます。一般的には、若年 の作品より、晩年になり、全盛期 の独自の境地を築いた作品が人気で、高値でお譲り頂けます。
このお客様のご事情は、突然お電話を頂き、「古美術骨董の世界は長年の経験と、知識にも基づく世界で、売却したい品物と同じような品物を販売しておられるお店なので電話をさせて頂きました。」と話され、今回の売却依頼を頂きました。写真をお送り頂くと素晴らしい 油絵 で、最低のお引き取り価格を決定して保険を掛けてお送り頂きました。このように古美術骨董の世界をよくご存じのようなお客様でした。
古美術やかたは、歴史ある祇園街の中でも、歴史的保全地区 にあり、同じ町内には 人間国宝 の方々もお住まいです。