茶道具買取依頼で数点の諸道具を大阪まで出張させて頂き、お譲り頂きました。
売却例の説明
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先に品物を紹介させて頂きます。この水指しは面白い片口の形で、茶の湯 では楽しく使われてきた 逸品 だと思われます。片口(かたくち)は、曲物に注口と把手を付け、共の盛蓋が添った漆塗の水次で、これを水指として見立てて用いたもので、そのような形で、陶器で作られた逸品です。茶道具は綺麗なお道具が好まれ、特に抹茶道具のお 茶会 で使われる 諸道具 は綺麗な逸品が好まれます。陶芸 作品は火をくぐり出来る作品で、焼いてみないと分からない製造工程がありますが、上りも良く単純な作品ですが形も綺麗で昔の 職人技 が素晴らしい逸品です。長年使用されてきた逸品ですが保存状態の良い、昔の味わいのある作品です。この作品は作家の作品ですが 共箱 は無く、綺麗な合わせ箱が付いております。
このお客様のご事情は、古美術やかたでは 骨董品 や 茶道具 の買取依頼を最近では一日、二~三軒のお宅より頂く事があります。古美術やかたは開店して50年近く営業しており、営業実績をホームページでご覧になり、このように沢山の買取依頼を頂くのだと感謝しております。しかし、江戸時代の骨董品の売却依頼は少なく、新しい諸道具が多くあります。最近ではこの昔の 古陶器 は貴重な逸品です。この作品も江戸時代まではいきませんが、昭和初期頃の作品で 伝承 された陶芸作品の面白い形を代表する品物です。大阪のお客様ですが茶道具か要らない道具か分からず、当店にお電話を頂き、出張してお譲り頂きました。他にも茶道具をお譲り頂きましたが、使いやすい逸品なので先に紹介させて頂きます。