骨董品売却依頼で、古陶器の伊万里焼を出張買取でお譲り頂きました。
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先に品物を紹介させて頂きます。江戸時代末期頃の伊万里焼の 染付 の 向付 で、古伊万里 とまではいかないでしょう。可愛らしい 図柄 が手描きで描かれており、非常に上がりの良い 逸品 です。割れや欠けも無く、保存状態 の良い、綺麗な品物です。大きさも丁度使いやすいサイズで、最近では、このような向付はコーヒーや紅茶、お酒を飲む器に使用され、たいへん人気があり 古陶器 の伊万里焼のなかでも高価買取出来る逸品です。骨董品や 茶道具 の買取価格的には、作られた時代や図柄によって大きく変動しますが、古陶器は江戸時代初期頃の作品が人気で高価に売却頂けます。
伊万里焼について少し説明させて頂きます。有田皿山で作られた製品が伊万里港から積み出されたために、有田焼 は通称 伊万里焼 と呼ばれるようになりました。こうした400年の歴史の中で完成された伊万里・有田焼は一般的に「古伊万里」「柿右衛門」「鍋島」の三様式に大別することが出来ます。日用食器から観賞用の 美術品 まで揃えた品揃え、白く美しい磁肌、華やかな 絵付、使いやすさ、高い耐久性で沢山のファンを魅了し続けています。伊万里焼は、丁寧に何度も精製された細かい上質の土が使われており、昔の 職人技 が素晴らしい 名品 です。後に真似をして作られた、瀬戸焼 等の 陶磁器 とは違う、日本を代表する陶磁器です。
当地の祇園の街は、昔から「一見さんお断り」で有名な街で、日本はもとより世界各国の 著名 人が集う街です。古美術やかたは、そんな祇園の中心の祇園骨董街に位置する 老舗 骨董店です。