骨董品売却依頼で先代が集められた、地方の窯元の古陶器を出張買取でお譲り頂きました。
写真が6枚あります。くわしくはこちら
先に品物を紹介させて頂きます。時代は江戸時代末期から明治時代頃のものだと思われます。綺麗な 図柄 の模様で 上り も良く、傷・割れ等無く、保存状態 の良い珉平焼です。この頃の珉平焼は独自の色合いで、一見して珉平焼とわかる、小さな食器の 陶磁器 が多くあります。珉平焼 は、現在の南淡伊賀野において賀集珉平が文政年間(1818-30)に開窯した陶器窯です。このため地名をとった伊賀焼や淡路焼などの別名もあります。珉平は、京焼の名工尾形周平から陶技を学んだ後、淡路の池之内村(現・洲本市)において良質の白土を用いて、本格的な作陶に取り組んでいます。
このお客様のご事情は、この作家は明治時代頃に民芸が流行した時代に活躍した作家です。この民芸運動には柳宗悦らが有名で、日本人の 愛好家 も多く親しみ深い民芸運動です。このような珉平焼の 窯元 も近くで、先代が好きで沢山集めておられ、珉平焼を販売しているお店を探し、当店のホームページをご覧になり、買取依頼を頂きました。珉平焼の他にも沢山の 骨董品 や 茶道具 の 古陶器 があったので出張してお譲り頂きました。
販売しているその小売販売価格は、店頭やホームページに掲載して、遠くのお客様でも、ご納得頂けるようにしております。