茶道具売却依頼で抹茶道具の棗をお譲り頂きました。
写真が7枚あります。くわしくはこちら
先に品物を紹介させて頂きます。材質は木製です。時代は昭和初期頃のものだと思われます。非常に 繊細 に丁寧な蒔絵が施されており、さすが日本の昔の 職人技 と思わせる抹茶道具の 逸品 です。内側には丁寧に 梨地 が施されており、底部にも梨地蒔絵が施されております。茶の湯 では綺麗な作品が好まれ、季節によりお道具も変えられます。蓋裏には 家元 の 書付 があり、茶会 では喜ばれる逸品です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように傷んでいる所も無く、状態の良い品物です。このような綺麗な抹茶道具や 煎茶道具 の買取りさせて頂きます。
このお客様のご事情は、「随分昔の話ですが、私は次男で、結婚する時にお婆さんが結婚すると貴方は分家になるので、我が家は何代も続いた家なので、昔から家にある 骨董品 や 茶道具 を少し持って行きなさいと、お裾分けで四~五点頂いた品物があります。何気なく置いていましたが、嫁さんが前から嫌がっているので、実家には悪いと思いましたが、この際処分しようと思い古美術やかたさんに相談させてもらいました」と話されお電話を頂きました。写真をお送り頂き、その内の数点の諸道具を買取させて頂きました。綺麗な 棗 なので先に紹介させて頂きます。
古美術やかたでは、小売価格を元にお引き取り価格を表示しております。その価格は、店頭やホームページに掲載して、遠くのお客様でも、ご納得頂けるようにしております。