茶道具売却依頼で当店のホームページをご覧になり、写真をお送り頂き煎茶道具や茶道具を宅配でお譲り頂きました。
写真が9枚あります。くわしくはこちら
先に品物を紹介させて頂きます。材質は錫製で、時代は大正時代から昭和初期頃に作られた煎茶道具の茶壺です。古い時代 の作品で 職人技 が素晴らしく、丁寧に作られております。蓋や中蓋も変形しておらず、スムーズに蓋が出来ます。茶入の底裏には「錫半」と 銘 が入っており、江戸時代中期に大阪で開業した 老舗 メーカーの錫半で作られた作品です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い逸品です。錫製の茶壺や茶筒は密閉性が高く、茶葉の保存には最適とされています。日本の逸話では、錫製の茶筒の中に残っていた百年前の緑茶も、味や香りがいささかも損なわれていなかったというエピソードが残っています。店頭のみ販売している品物で、安価な品物でホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、業界ではうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
このお客様のご事情は、地方のお客様で先々代のお婆さんが煎茶道具の 愛好家 で、大切にしまわれてきた品物ですが、お引っ越しをされるので、仕方なく処分されることになり、煎茶道具や 諸道具 を分かりやすく、沢山販売している当店のホームページをご覧になり、電話を頂きました。「鑑定 眼や査定眼が大切な骨董の世界で、これだけの 骨董品 や 茶道具 の掲載や販売しておられるので安心してお任せします」と話され今回の買い取り依頼となりました。煎茶道具の 茶壺 を買取させて頂いたので、先に紹介させて頂きます。
素人判断せずに、箱がボロボロで汚い品物でも遠慮せずお持ちください。