九州の佐賀県のお客様ですが近くに竹花籠を扱っている骨董店が無く、古美術やかたのホームページでは竹花籠を販売しており、ご覧になり当店に宅配でお譲り頂きました。
売却例の説明
写真が8枚あります。くわしくはこちら
ご高齢の女性のお客様でしたが、ご自宅の整理をされていて、査定して頂きたいとお電話を頂きました。古道具 や 骨董品 がごちゃ混ぜであるようで、面倒ですが写真を撮って頂き、LINEでお送り頂きました。先代が大切に愛好されていた諸道具なので正当に評価して欲しいと思われ、九州の佐賀県のお客様ですが、近くには骨董店も無く、同じような品物を販売している当店のホームページをご覧になり、売却依頼を頂きました。煤竹で作られた竹花籠もあり、写真をお送り頂き、買取価格を決定して家族の方々と相談され、宅配買取でお譲り頂きました。
材質は竹製です。著名な作家の 竹籠 ではありませんが、使いやすく、お求めやすい品物です。箱はありませんが、折れや割れは無く、保存状態 の良い品物です。このような竹芸品は海外から来られた観光目的のお客様にお買い求めいただいております。この竹 花籠 は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より買受けた、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。江戸時代から明治時代に作られた竹工芸作品は、共箱 や合わせ箱が無くても、昔の 職人技 が素晴らしく出来の良い逸品は人気があり、高価にお引き取りさせて頂けます。
昔の竹花籠は 囲炉裏端 の煤竹で作られ、日本独自 の貴重な芸術品なので紹介します。
煤竹が使われた竹籠や竹工芸は日本の独自の文化芸術で、世界中にも 愛好家 や コレクター がおり非常に人気があります。中国からの 唐物 が好まれていた時代もありましたが、やはり日本の竹工芸には編み組や竹の優れた特性を生かした技術が用いられた 逸品 が数多くあります。茶道文化が育くまれた日本では煎茶道の発展が竹芸の発達に拍車をかけ、茶道と共に竹工芸品の道具類が盛行しました。なかでも、竹根や古矢竹と呼ばれる弓矢の矢を用いた竹芸品や竹籠も人気があります。