JRを乗り継ぎ、三重県より骨董品売却依頼で小品の香炉や諸道具を持って来店頂きました。
売却例の説明
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寸法は、横幅約 12.1cm 高さ約 12.2cm 火屋の直径約9.5cmです。
今回は三重県よりJRを乗り継ぎ、品物を持って来店頂きました。骨董品 や 茶道具 をお持ち頂き買取依頼で来店頂くお客様も多くおられますが、古美術やかたは、関西方面や東海方面から来店頂くのも便利で、地下鉄の三条駅や京阪電車の三条駅から、歩いて二分で当店に来店頂けます。駅は地下にありますが、エレベーターやエスカレーターがありますので、足の悪い方でも十分来店頂けますので安心してご来店下さい。買取させて頂いたなかでも、綺麗な青磁の香炉なので先に紹介させて頂きます。
火屋は純銀製です。共布が付いており、二重箱に入っております。採光の加減で白く光っておりますが、未使用品で 完品 です。火屋は純銀で、金工作品 の中でも、丁寧な 象嵌細工 や 彫金細工 が施され、彫る 技法 や嵌める技法が素晴らしい 名品 です。諏訪蘇山は、オリジナリティー溢れる青磁が得意で、飛び 青磁 や銀火屋の香炉などの青磁作品を得意としています。この作品は明治時代に生まれた二代 諏訪蘇山の逸品です。
二代 諏訪蘇山を紹介させて頂きます。
1890(明治23)年生まれで、1977(昭和52)年にお亡くなりになりました。1922(大正11)年、二代諏訪蘇山を 襲名。初代同様 青磁 に優れ、長年諏訪蘇山を名乗られ、陶芸界では 著名 な作家として有名です。各 展覧会 で 受賞 を重ね、数多くの作品を残しており、やはり初代同様に青磁の作品を得意としています。銘 印は「蘇山」丸印。現在では4代目、母は 千家十職 の十二代中村宗哲、襲名 は2002年で女性の 陶芸家 です。