飛鳥時代

飛鳥時代

飛鳥というのは地名で、現在の奈良盆地、明日香村付近です。時代区分についてはいろいろな説があるようですが、 593年~629年・推古天皇の時代を中心としたその前後の時代で、仏教の 伝来 から645年の大化改新までの約1世紀の間を言います。遣隋使や渡来人などによって、貿易や 交易 が盛んになり、中国、朝鮮、ギリシャ、インドなどの、大陸の影響を受けた仏教や大陸の文化がこの飛鳥地方を中心に開花しました。豪族たちは、仏教の広がりとともに 古墳 にかわって寺院を建設するようになりました。聖徳太子が建てたといわれる法隆寺は飛鳥文化を代表するもので、五重塔は現存する世界最古の木造建築物です。

このような 古い時代 は  仏教美術 や 神道美術 が中心です。奈良の法隆寺や東大寺、平泉の中尊寺などには、仏教 工芸品 の中でも、特に金属工芸品の 名品 が伝えられています。 国宝 とされているのは、法隆寺の献納宝物で首長水瓶や、 香炉 、鏡などの金工作品が有名です。この頃の仏教美術や仏画は 日本古来 の 文化遺産 として現代まで大切に 伝承 されています。現在では 美術工芸品 や 骨董品 、また  美術品 として、 博覧会 や 展覧会 で見る機会も多いですね。

また、考古学的には古墳時代の後期で、古墳時代でも頂点を極めた時代ですので、この時代の古墳や 遺跡 からは、優れた埋葬品、 銅鏡 などが出土することもあるようです。古墳時代以前に、すでに 青銅器 や青銅の刀剣類、鉄製の刀剣類の生産が始まっています。例えば、古事記に登場し古代天皇の三種の神器とされる刀や鉄剣などが、埼玉県の稲荷山古墳や島根県安来市の造山古墳から出土しています。この時代の刀剣の多くは朽損していますが、中には、奇跡的に優れた 保存状態 にあり、黄金色の柄をもち刀身さえも古代の輝きを今に伝える稀有な例もあります。島根県安来市のかわらけ谷出土の金銅装環頭大刀などが有名です。しかしながらこのような 古い時代 の刀は戦いの道具で、 技法 と言っても大した技術も無く、その後、 彫金技法や彫金細工の工夫で、象嵌細工や、金工細工 などが施された、 装飾品 として優れた刀装具鍔・小柄目貫縁頭などが作られていきます。日本古来の 伝統技術 が改良され、使い良い戦いの 調度品 や素晴らしい装飾が施された 逸品 や名品、 珍品 などが少しずつ作られるようになっていくのです。

 

 

 

古美術やかたの店内写真

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日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

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京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
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店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

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是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

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販売商品 PRODUCT

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

中国美術の昔の玉で出来た湯冷ましを茶道具出張買取依頼を頂き、お譲り頂きました。

写真が13枚あります。くわしくはこちら 中国 骨董品 の湯冷ましで、時代は清朝時代の作品だと思われます。可愛いモチーフで、丁寧に彫られた昔の 職人技 が光る湯冷ましで、色味 も素晴らしい 逸品 で買取ました。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物で、傷んでいるところはありません。ご覧のように細部まで丁寧に作られており、非常に出来の良い作品で高価買取させて頂きました。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。 湯冷ましについて少し説明します。 お茶に使用する湯を冷ますための茶器で、湯の温度を効率良く下げるため底より口の方が大きく作られています。日本独特のお茶である玉露は60℃前後が適温ですが、ティーポットややかんで沸かしたてのお湯は熱いので、美味しくお茶を頂くのに方法として湯冷ましが作られました。湯冷ましは日本独特のお茶の玉露を最高の状態で美味しく飲む道具として作られ、日本が考えた独自の茶道具です。

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