釉薬

釉薬 ( うわぐすり )

釉薬はガラス質の薄い層で、装飾と共に防水の役目を果たします。
焼成中に窯の中で灰が降り掛かってガラス状になった、いわゆる自然釉が釉薬のヒントになったものと思われ、木や草を焼いた灰から作った灰釉が基本となっています。
陶芸作品や陶磁器に模様や絵を描く薬で、昔は自然に灰がかかり模様が出来ましたが、現在では原料となった木や草で作ったのが釉薬。
釉薬の種類は沢山ありますが、主な釉薬は灰釉、透明釉、緑釉、鉄釉、コバルト釉、色釉 等です。
これらの釉薬によって器の特徴が決まるので、とても重要な役割を果たしています。

陶磁器の他に、琺瑯(ほうろう)にも釉薬を塗って焼成しますが、こちらは主に金属の酸化を防ぐために行われています。

一般の説明とは違い骨董品業界の場合は、特殊な言い方や表現があり戸惑われる方もおられますが、昔からの習慣や慣例に基づき続いている古い業界なので、大きく物事をとらえて頂き骨董品や茶道具を連想して考えて頂ければ、と思います。