雲鶴

雲鶴 ( うんかく )

元々は朝鮮で発達した模様で、飛雲にツルを組み合わせている。
特に高麗時代(935~1392)の青磁の茶碗に象眼でこの模様を表したものに優れたものが多い。

高麗茶碗の一つで、飛雲と鶴の押印もしくは象嵌の文様を指します。
筒形のものが多く、品質の良いものは高麗秘色と呼ばれる透明な青磁釉になります。

雲鶴文様は日本では、有職文様(ゆうそくもんよう)と呼ばれ、平安時代から公家の装束などに用いられた模様の一つです。
雲鶴は有職文様の中でも格調が高く、礼装用の着物や帯、白生地の地紋などに幅広く用いられています。

日本にも各都市にいろいろな、陶芸作品の窯元がありました。
また、大陸から渡ってきた、古渡り、唐物の作品も日本には数多く残っています。
そして、豊臣秀吉が連れ帰った、朝鮮の陶工、により伊万里焼の陶磁器の生産が始まり、陶芸作品が一挙に庶民にまで、いきわたりました。
陶芸作品は、登り窯のように火をくぐり自然の中で完成します。
作品の景色や、状態は、焼きあがるまでわかりません、そこに陶芸作品の面白さがあり、同じ窯で同時に焼かれても、一点、一点、違い同じ焼き上がりの陶芸作品はありません。
焼き上がりの景色や出来栄えにより価格は大きく違ってきます。
また、産地の特定や、時代の判断は、高台の土や陶芸作品の色合い、また図柄の伸びやかな生き生きとした大胆な構図、形で判断します。
そして藩や官窯になりますと、緻密で極彩色や空間の伸びやかさ、また精密に書かれた年号等で真贋を問われます。
このように陶芸作品の真贋を問う場合や、時代を見るのは数十年の経験が必要でしょう。
どの陶芸作品でも同じで、参考までに書かせて頂きました。