称号

称号 ( しょうごう )

呼び名。特に、身分・資格などを表す呼び名。「人間国宝の称号を贈られる」などと用いる。

呼び名。公的な、あるいは肩書きなどを示す名称。 「博士の称号」などと用いる。

主に個人または団体の公的な身分や資格、地位などを表す呼び名。
そもそも、称号とは、号を称するという意である。名や字以外に特定の人を指す呼び名のことを号といい、当初は特定の人物を他者と区別するための呼び名として便宜的に成立するようになった。
次第に人類が発達し、国家や民族、部族、地域、組織など、あらゆる社会や集団が形成され、身分制が成立すると、特権階級を中心にその社会・集団の中で、集団内での支配や序列を形成するために、それぞれの身分に特定の呼称や固定化された肩書きが用いられるようになった。称号を名乗る文化・習俗は、世界各地に発生したが、称号はその成立から今日に至るまで、個人や組織が国や社会・特定の集団の中での地位や身分、資格、名誉、功労、業績、能力、個性、特典、権利または個人としての主張、性格といった特性を表明するものとして、広く用いられるようになった。
特に称号を名乗る文化は貴族や宗教者、軍人、官僚、学者、芸能の分野において、その発達著しく、貴族の称号たる爵位、学者・研究者の称号たる学位などがその例である。
今日、称号の概念は、あらゆる肩書きを包括するものであるが、狭義には爵位や学位、役職、資格などの肩書きを除く、一部の肩書きのみを指して用いられる。