天然記念物

天然記念物 ( てんねんきねんぶつ )

法律の指定を受けて保護がはかられている動物、植物、地質・鉱物および「保護すべき天然記念物に富んだ代表的一定の区域」のうち、特に価値が高いもの。
保護の対象は全国にわたり、そのなかには阿寒湖のマリモ、奈良の春日山原始林のように、場所が指定されているものと、ライチョウ、トキ、コウノトリ、カモシカなどのように、地域を定めずに種の保存がはかられているものとがある。

文化財保護法で「学術上貴重で、わが国の自然を記念するもの」を指定する。
動物、植物、地質鉱物、天然保護区域の4分野で現在980件。
うち「世界的にまた国家的に価値が特に高いもの」75件は、特別天然記念物に指定。
自然史上、価値のあるもののほか「心象風景を語るうえで欠かせない」など文化史的な意義も重視される。