大正ロマン

大正ロマン( たいしょうろまん )

大正時代の雰囲気を伝える思潮や文化事象を指して呼ぶ言葉である。しばしば大正浪漫とも表記されるが、「浪漫」という当て字は夏目漱石によって付けられたとされる。
19世紀を中心にヨーロッパで展開した精神運動である「ロマン主義」の影響を受け、大正時代の個人の解放や新しい時代への理想に満ちた風潮にかぶせて、このように呼ばれるようになった(日本におけるロマン主義は明治末期に始まり、大正初期に自然主義への転換で終わりを迎える)。

大正浪漫は一般的には大正時代の雰囲気を伝える思潮や文化事象を指して呼ぶ言葉である。
この言葉は大正ロマンとも言い、大正時代の都会の華やかさと不安感が混在した社会思潮および退廃的で和洋折衷の雰囲気をまとった文化を表す言葉である、この項目ではそれに関しまず説明を行い、次にProjectDIVAのモジュールに関して説明を行う。
芸術面では、アール・ヌーボー、アール・デコ、表現主義等、欧米の芸術潮流が取り入れられ、画家ではほぼ活躍期間が大正時代と一致する竹久夢二が代表的であり、小説においては志賀直哉の『城の崎にて』『暗夜行路』、芥川龍之介の『羅生門』、有島武郎の『カインの末裔』などがこの時代を代表する。