朱泥

朱泥 ( しゅでい )

せっ器の一種で、鉄分の多い土を無釉、焼締めの技法で焼成します。
赤褐色になるのが特色です。中国から渡来し、煎茶の流行とともに各地に広まりました。四日市萬古焼、常滑焼など。
地方の農家のお宅に行くと、赤い色の急須でお茶を入れて頂きました。
この急須のことを骨董的には、朱泥と言います。
朱泥には、中国の品物から日本の品物まで、長い年月の間に数多く作られています。
品物によって買取価格が大きく違います。

中国では、紫泥(しでい)とも言います。
紫泥(しでい)とは、無釉(むゆう)で赤紫色または紫褐色の陶器で、
天青泥といわれる土を用いた、中国宜興窯(ぎこうよう)のものが代表的です。
中国江蘇省の宜興窯などで製した陶器です。

一般の説明とは違い骨董品業界の場合は、特殊な言い方や表現があり戸惑われる方もおられますが、昔からの習慣や慣例に基づき続いている古い業界なので、大きく物事をとらえて頂き骨董品や茶道具を連想して考えて頂ければ、と思います。