カテゴリー: 西洋美術用語

アール・デコ

アール・デコ

ヨーロッパおよびニューヨークを中心に1910年代半ばから1930年代にかけて流行、1925年パリ国際装飾博覧会で好評だったスタイル。
前世紀のアール・ヌーボーの系譜を引き継いでいるが、ジグザグ模様や直線的幾何学的パターンが特徴。

アール・ヌーボー

アール・ヌーボー

19世紀末に流行したスタイル。
植物の形からヒントを得た、曲線や当時としては大胆な色彩が特徴。
それまでの様式を超える斬新なものとして世界的に流行した。
ラファエル前派やアート・アンド・クラフツを前提としている。

イコン

イコン

キリスト教圏の中でもギリシャ正教やロシア正教に多く見られる聖人画像。
カトリックの偶像崇拝禁止の教えから、類型化された形の聖像が多く、抽象と具象という表現の文脈の中の振り子の端と端の再現の無い話の中で、象徴的に扱われる場合がある。

印象派

印象派 ( いんしょうは )

19世紀半ばにフランスで起こった芸術運動。
対象の自然に見える再現を重視した伝統的な絵画の価値観を破壊し、対象を捉える輪郭線も固有色も否定し、筆触を意識的に残し、純粋に絵画独自の問題に焦点を当てて創作した。
やがて、人の精神性を表現することが中心命題となった20世紀の絵画の先駆的役割を果たした。

Wedgwood

Josiah Wedgwood (1730~95)

イギリスの製陶家。製陶の家業に20年間従事した。
1759年に独立し、改良磁器を開発して王室の後援を受け「女王焼き」を創製した。
その他あらゆる種類のスタフォードシャー焼きを製造し、製陶業に革命をもたらした。

エッチング

エッチング

版画の技法のひとつで、凹版画。
一般的には銅板を用い、版に耐酸性の防腐剤を縫って乾かしてから、ニードル(尖った錐のようなもの)で描画し線状に防腐剤をはがし、腐食液につけてはがれた部分を腐食させ溝を作る。
その版から防腐剤を取り除き溝にインクを詰めてプレスして刷る。

オブジェ

オブジェ

彫刻的な構築性を重視せず、実在の多様な表情を生かした立体をこう呼ぶことがあるが、元々は、シュールレアリズムが、無意識に対応するものとして作品化した物体や作品そのものを指すフランス語である。
ダダイズムが、伝統的な「美」の概念を壊す一連の試みの中で、意図的にガラクタを寄せ集めて作品とした動きの継承でもある。

キャンバス

キャンバス

元は、帆船の帆として主用されていた、太めの糸で織った厚地の布のこと。
木綿のキャンバスはスニーカーやテントなどにも使われる。カンバスとも呼ぶこともある。
木枠に綿や麻を編んだ布(画布)を貼り付けしっかりと釘(タックス)などで止めたもの。
現在画材店で売られているキャンバス地はすでに地塗りを施してあるものが多い。

クロッキー

クロッキー

元々はスケッチと同じ意味なのだが、比較的早描きで、対象のリズムをすばやくつかみ画面に定着するデッサンの意味で使われることが多い。
イメージをトータルに抱えないと描けないことから、画面の一部に気を取られたり、他のことに目を奪われて、全体のリズムを見失ってしまうことの無いようにトレーニングしたりする。

ゴシック様式

ゴシック様式

中世末期のヨーロッパの建築様式。梁と肋骨穹窿(rib vault)とが重い天井を支えるようになり、それによって壁の面積が大幅に小さくなった。
大きくとられた窓には、ステンドグラスがはめ込まれ、絵画はパネルに描かれるものへと変化していった。