如意

如意 ( にょい )

僧が読経・説法のときに持つ僧具の一。
孫の手の形をし、先端をわらび形に巻き曲げたもの。

仏事の法具名。
棒状でなだらかに曲がり、先端が広がった形をしたもの。
木製のほか象牙製、鯨のひげなど素材はいろいろで、先端の部分だけ金属板で装飾的な雲形に作ったものが多い。
また柄の部分を玳瑁(たいまい)ばりや螺鈿(らでん)で加飾した豪華なものもある。
元来、如意はいわゆる孫の手のように背中をかいたりする日用品で、初期仏教の時代から僧侶が携帯した。
古くは爪杖といわれたが、これを用いれば手の届かぬ背中のかゆい所も意のごとくなるところから名付けられたとされる。

骨、角、竹、木などで製し、孫の手形と雲形とがある。

一般の説明とは違い骨董品業界の場合は、特殊な言い方や表現があり戸惑われる方もおられますが、昔からの習慣や慣例に基づき続いている古い業界なので、大きく物事をとらえて頂き骨董品や茶道具を連想して考えて頂ければ、と思います。