煮込着色

煮込着色 ( にこみちゃくしょく )

硫酸銅と炭酸銅(緑青)を湯に溶かし、その中に作品を入れて煮込む着色技法。
金属の純度や合金材料によって色々な色彩が表現できる。

日本の金工師の技は四分一、黒四分一、白四分一 、等々昔の日本古来の彫金細工で、日本の金工作品が世界でも人気があるのは、このような一つ一つの手仕事の技の素晴らしさを世界の人々が感動する逸品が出来ました。
金工師は、四分一、黒四分一、白四分一 また、毛彫りや片切彫り、布目象嵌等のいろいろな技術を学んだ後に彫金細工や象嵌細工の技術を学び、長年をかけて一人前の金工師になれるのです。
このように金属にいろいろな色合いを与える技術の一つに煮込着色があり、昔から伝わった技ですが、現在ではなかなか継承出来る技術者は少なく、日本の伝統技術を伝えるのも最近では不可能な時代になってきました。

一般の説明とは違い骨董品業界の場合は、特殊な言い方や表現があり戸惑われる方もおられますが、昔からの習慣や慣例に基づき続いている古い業界なので、大きく物事をとらえて頂き、骨董品や茶道具を連想して考えて頂ければ、と思います。