明治維新

明治維新( めいじいしん )

江戸幕府とそれぞれの藩が治めていた政治体制を壊し、新しい中央集権国家が様々な改革を進めたことを言う。廃藩置県や、欧米を手本にした徴兵制度、殖産興業策が導入されたほか、教育制度や税制も抜本的に変え、近代的な国家づくりが進んだ。こうした改革は周辺国にも刺激を与えた。例えば中国(当時は清国)では、日清戦争(中国名・甲午中日戦争)後、康有為(カンユーウェイ)らが明治維新にならって政府機構の改革や人材登用を進めた。この改革は103日でつぶされたので「百日維新」と呼ばれている。

一九世紀後半、江戸幕藩体制を崩壊させ、中央集権統一国家の建設と日本資本主義形成の起点となった政治的・社会的変革の過程。始期あるいは終期をめぐって諸説があるが、狭義には、1866年の薩長連合に始まり、67年の大政奉還・王政復古宣言、68年の戊辰ぼしん戦争を経て明治政府の成立に至る政権交代とそれに起因する諸政治改革をいう。

幕藩制を廃し、中央集権統一国家と資本主義化との出発点を築いた政治的・社会的変革。「明治維新」という歴史学の概念ができる起源は、当時の人が用いた「御一新(ごいっしん)」ということばにある。お上の命令によって世の中が新しくなるという意味である。

日本史における政治的革命。徳川将軍家が没落し、国の支配権は明治帝のもと天皇親政に戻り、明治時代として知られる政治的、経済的、社会的大変革の時代が始まった。この革命は日本に近代化と西洋化をもたらした。