マジョリカ

マジョリカ

陶芸用語。
マヨリカともいう。
素地に錫白釉をかけ、上絵付けをした南ヨーロッパの軟質陶器。
陶器の素地に錫白釉をかける技法は、イスラム陶器に始る。
絵付けは多彩な顔料で花、鳥、動物、人物の絵付けをしたもの、歴史的事件や神話をモチーフとしたもの、風俗を描いたものなどはなやかで装飾的。
なお、白い化粧土をかけてかき落し、文様を残した上に透明釉をかけたものをメッツア・マジョリカといって区別することもある。
今日でも南欧各地で盛んに作られている。

15世紀末から16世紀にかけてイタリアで発達した陶器。
錫(すず)を含有する白色不透明の釉(うわぐすり)を施し、色釉(いろぐすり)で絵付けしたもの。
もとになる陶器がスペインからマジョルカ島を経てイタリアに輸入されたところからの名。
マヨリカ。