カテゴリー: 骨董品買取用語

愛好家

愛好家 ( あいこうか )

ある事を好んで楽しんでいる人のこと。

熱烈な追随者および賛美者。

特定の人物や事象に対する支持者。

特定のものに強い愛着を示す人のこと。

会津塗

会津塗 ( あいづぬり )

福島県会津若松市特産の漆器。
蒲生氏郷(がもううじさと)が1590年(天正18)に領主になってつくられたといわれるが、それ以前の室町時代の領主芦名(あしな)氏も漆苗の栽培を奨励し、ろくろ曵きに赤や黒の漆を塗った箱盆や木鉢類をつくったという記録がある。
現在も日本有数の漆器の産地で、朱、緑、黄の色漆で松竹梅などを描き、方形や短冊型の金箔を置いたものや、消粉蒔絵によるものが多く、これらは江戸時代からつくられていた。

青貝細工

青貝細工 ( あおがいざいく )

漆器面に薄貝を用いて、種々の文様を散りばめたもの。
文様の作り方には小刀や針先で切り抜く方法、模様の形に作った鏨(たがね)で打ち抜く方法、および稀塩酸を塗って模様以外の部分を腐蝕させる方法があります。
富山県高岡市の青貝細工が有名です。

飛鳥時代

飛鳥時代 ( あすかじだい )

推古朝 (593~629) を中心とするその前後の時代。
時代区分の範囲については諸説ある。
飛鳥は地名,奈良盆地南部の一地方で、現在の明日香村付近の名称。
もともと白鳳時代,天平時代 (→奈良時代 ) とともに美術史上の時代区分で、仏教公伝 (538,一説には 552) から大化改新 (645) までの約1世紀間、都が多くこの地方にあり、仏教およびこれに伴う大陸文化がこの地方を中心に開花したことによる。
考古学上では古墳時代の後期 (6世紀初めから7世紀中頃まで) に属し、そのなかでみずから一つの頂点をつくる時代をいう。
広義には、聖徳太子摂政就任の推古1 (593) 年から平城京遷都の和銅3 (710) 年までを含む意味に用い、狭義には推古朝をさす。
政治史では狭義に用いるのが普通である。

6世紀末から7世紀にかけて、飛鳥地方を都とした推古朝を中心とする時代。

7世紀前半、推古(すいこ)朝を中心とする時代。
推古天皇が即位した592年から710年平城京遷都までをさした時代区分。
美術史などでは7世紀後半以後を分立させて白鳳(はくほう)時代と呼ぶ。

鐙 ( あぶみ )

馬具の一部で、鐙革、力革などで鞍に連結して、馬腹の両側に垂下し、騎手の両足を託する道具である。
馬具のごく原始的なものには、鐙を欠く場合もあるが、ヨーロッパでは紀元前から、東洋では周代のはじめごろからすでに鐙の存在がみとめられる。
日本においても、古墳から実物や鐙をつけた埴輪が発見されている。
鐙の古い形は世界共通で一つの輪形のものである。
そして欧米諸国、中国などは根本的な変化を見ず、現在もなお、国々により多少の変化はあっても輪形の鐙を使用している。

新物

新物 ( アラモノ )

これはよく聞く言葉で、新しそうなものをアラモノという。
これなどは分かりやすい言葉だ。
古いものではないということ。

合箱

合箱 ( あわせばこ )

物が本来の箱に入っていないで、それらしい別の箱に入っていること。
持ち主が改めてあつらえた箱は値打ちが生じます。

安藤七宝

安藤七宝 ( あんどうしっぽう )

安藤重兵衛(1876-1953)が名古屋の安藤七宝の創始者です。
安藤七宝店は明治13年(1880年)創業以来、文化財保護委員会無形文化財選定工場として発展しました。
明治33年には、パリ万国博覧会にて金牌を受賞し、以後海外・国内で多くの賞を受賞しております。
大正4年には、天皇御料車の七宝鳳凰欄間飾板を製作納入、昭和10年には皇太子明仁誕生祝に七宝焼兵庫鎖長覆輪平鞘御太刀拵を受注製作。
他にも、宮内庁注文にて舞楽青海波紋大花瓶を製作、また、迎賓館備品用に七宝旭光釉梅文彫付無地花瓶を寄付するなど多くのすぐれた作品を製造してきました。
昭和52年には第一回全国伝統的工芸品展にて名古屋市長賞を受賞しております。

世界各地で開催された万国博覧会では日本の七宝の品々は、その巧妙さ・精美さで、他の追随を許さない、日本特有の工芸品として、世界的に高い評価を受けることになります。
日本文化の華として世界を魅了した、最高級の美術品としての七宝の魅力は、国内外の美術愛好家だけでなく、生活のあらゆる品々の装飾としても浸透しています。七宝独特の、ガラスのきらめく様子や、折り重なる色彩の深みは、観る人の心をとらえてはなしません。

あんどん

あんどん

アンドンの語は「行灯」の宋音で、室町時代に禅家によってひろめられた言葉で、携帯用の灯火という意味で使われた灯火具の総称。
油用灯火具の一つで、油皿の周囲に立方体または円筒形の框(わく)をつくり、これに紙をはり、風で灯火が吹き消されたり、ゆれ動くのを防ぐようにした。
当初は立方体の框に紙をはり、底板に油皿をおき、上部に取っ手をつけ、手に提げて持ち運びをしたが、
江戸時代にはいって、携行用具として、ろうそくを灯す手職(てしょく)提灯(ちょうちん)が普及するに及んで、屋外に行灯を持ち歩くことはすたれた。
しかし、灯台にかわって行灯は屋内に据え置く灯火具として使用されるようになり、構造も各種の用途にしたがって多種多様の型が。

遺跡

遺跡 ( いせき )

過去の人間の活動の跡が残されていることが確認できる場所。
具体的には遺構もしくは遺物が残されている場所ということになるが、その規模は数点の土器しか発見されない小さな遺跡から、数 km2に及ぶ広い場所からさまざまな遺構が出土し、それに伴う遺物が大量に出る遺跡まで各種のものがある。
またその性格も、古墳のように目立つ場所につくられるものから、埋納遺跡のように隠すことが重要となる遺跡までさまざまである。

過去の人類がつくり出した道具などの可動的なものを遺物といい、住居や墓などの非可動的なものを遺構という。
この遺物と遺構の総体である、過去の人類の活動の痕跡が残っている所を遺跡という。

地上または地下にとどめられている過去の人間活動の痕跡が、考古学研究の史料や文化財保護の対象となった場合、それらは遺跡とよばれる。
類似した人間活動による痕跡であっても、研究や保護の対象にならないものは遺跡に含まれない。
たとえば、弥生時代の水田跡とそこで検出された足跡は遺跡を構成するが、現代の休耕田や足跡を遺跡とすることはない。
また、江戸時代の武家屋敷跡が遺跡とされることはほとんどないが、同時代の社寺跡は研究や保護の対象となり、遺跡にいれられることが少なくない。