書付

書付 ( かきつけ )

茶の湯の道具の作者名、あるいは伝来、銘などを紙に書いて添えたり、箱に書き付けておくこと。
箱に書かれたものは「箱書」という。

御書付、箱書、箱書きともいう。
書付は、書画・陶磁器などの作者名や作品の伝来、銘、署名、押印などを、紙に書いて添えたり、箱に書き付けたもの。
作品を収めた「共箱」(その作品のために用意された専用の木箱)に記されたものを「箱書」と称する。
権威の高い人物によるものをとくに「御書附」といい、作品の価値を高める作用を果たす。
作者自身による者もあれば、作品の価値を高めることを目的として、有力人物に依頼して付される場合もある。

このような書付は、お茶道具に多く見られ、
茶の湯の世界を簡単に骨董店から説明させて頂きます。
お抹茶の世界は、茶道の最初は、千利久から始まり、千宗旦の時代頃に裏千家、表千家、や三千家が作られていった。
また、小堀遠州を祖とする大名好みの豪華、唯美的な一流派、遠州流や
表千家 7代如心斎の門下の川上不白 (1716~1807) を祖とする茶道流派の一つ。
である江戸千家、等々、それぞれ流派の決まり事や、作法の違いや、特徴はありますが、大きく茶の湯、と解釈すると同じような目的や志が見えてきます。
お煎茶の世界も同じでいろいろの流派があり、それぞれの流派のお家元がおられ同じような事が言えるでしょう。
お茶の世界では、お軸は、禅語が好まれ、お茶室の正面に掛けられる一行書は一番大切なお軸です。現在の禅宗の僧や、昔の高僧、また歴代のそれぞれのお家元
が書かれたお軸も多く使われます。
お道具は、それぞれのお家元の書付のあるお道具や、お家元の自作のお道具、また歴代の昔のお家元の作品は一般的に高価に取引させています。
茶道具の一般的なお話ですが参考までに書かせて頂きました。