梅花皮

梅花皮 ( かいらぎ )

井戸茶碗の高台付近に焼き付けられた粒状、縮れ状の焼き物のこと。
一般的に刀剣の柄に巻くエイの皮を「梅花皮(かいらぎ)」と言い、
釉薬を分厚く掛け過ぎたり、焼成不足のために十分に溶けきらず、ちぢれて粒状(鮫肌状)になった様子がエイの皮の表面に似ていることからこう呼びます。
技術的に焼成不足からの欠陥ですが、茶器では景色の一つとして賞美され、ことに高麗茶碗の一つである井戸茶碗では、腰部や高台脇にかいらぎがあるのが約束事になっています。

かいらぎの釉薬は「貝灰」を使用するが、鮫肌釉は「わら灰」を使用すると言われています。

梅華皮とも書く。
釉薬がちぢれて、うろこ状になっていること。
無キズとして扱われます。

一般の説明とは違い骨董品業界の場合は、特殊な言い方や表現があり戸惑われる方もおられますが、昔からの習慣や慣例に基づき続いている古い業界なので、大きく物事をとらえて頂き、骨董品や茶道具を連想して考えて頂ければ、と思います。