伝統工芸品

伝統工芸品

伝統的工芸品」とは、次の要件を全て満たし、伝統的工芸品産業の振興に関する法律に基づく経済産業大臣の指定を受けた工芸品のことをいいます。
主として日常生活で使用する工芸品であること。
製造工程のうち、製品の持ち味に大きな影響を与える部分は、手作業が中心であること。
100年以上の歴史を有し、今日まで継続している伝統的な技術・技法により製造されるものであること。
主たる原材料が原則として100年以上継続的に使用されていること。
一定の地域で当該工芸品を製造する事業者がある程度の規模を保ち、地域産業として成立していること。

一般的には日常生活の用に供され、手工業により製造される織物、染色品、陶磁器、七宝焼、漆器、木工品、竹工品、金工品、仏壇、仏具、和紙、文具(筆、墨、硯、そろばん)、石工品、人形、郷土玩具、扇子、団扇、和傘、提灯、和楽器、神祇調度、慶弔用品、工芸用具、工芸材料、浮世絵などを指す。
しかし、明治時代以降、工業的な大量生産を取り入れたものもあり、用具や材料は日常において用いられないものもあることから、厳密に定義することは難しいが、一部は文化財保護法による美術工芸品として重要文化財・重要有形民俗文化財に指定されているものもある。