複製

複製 ( ふくせい )

絵画作品の模写、彫刻作品や工芸品などの模刻または模造をいう。
複製は原作を原作者以外の人が同じような技術的手段で再製するものであり、原作と大きさや素材が異なっても容認されるが、細部や比率は正確であることが肝要である。
最近では高度の印刷技術によって絵画作品などはきわめて正確に複製されるようになった。

一般に、元のもの(オリジナル)を模して、限りなくその原形に近いと意識される相似物をつくりだすことをいい、また、そのつくりだされた相似物そのものも同じ言葉で呼ばれる。
そして多くの場合に、その再製されるものはいわゆる〈著作物〉であり、絵画、彫刻などの美術品をはじめとして、文芸、学術、音楽などの広い範囲のものが含まれる。 
〈複製〉という日本語は、近代以降に広く通用するようになった新しい言葉であり、英語のコピーcopy(またおそらくはリプロダクションreproductionなど)の翻訳語として用いられ始めたものと考えられる。

もとのものと同様なものを製作すること、またその製作されたもの。
法律においては、印刷、写真、録音、録画などの方法によって著作物を形のあるものにそのまま再製するすべての行為をさし、複製権は著作権から派生する諸権利中もっとも基本的かつ重要な権利になっている。