盆栽

盆栽 ( ぼんさい )

広い意味では草木を鉢で栽培することだが、通常、鉢で育てた草木を山水の趣に見立てられるように、樹姿や配置を考慮して育てるものを指す。
芸術性の高い園芸の分野。
個人による盆栽観の相違もあり、定義は複雑だが、1つの植物が何百年と引き継がれる壮大な園芸であることは変わりない。
文政12(1829)年刊の『草木錦葉集』に「古風作り松」の記述が見られるが、それ以前から盆栽的なものはあったと考えられる。
欧米でも人気が高く、「BONSAI」と表現され広く一般に通用する。
材料は主として樹木だが、草本を使用した草物(くさもの)盆栽や、比較的短期間で楽しめる小品(しょうひん)盆栽もある。

草木を鉢に植えて枝ぶりなどを整え、自然の大木を鉢に縮尺して再現する。
1970年の大阪万博で盆栽展が開かれ、盆栽文化が外国に広まる契機となった。
欧米では専門誌も発行され、特にイタリアは盆栽の技術が高い。
中国や台湾、インドネシアを中心にアジアでも人気がある。