備前焼

備前焼 ( びぜんやき )

岡山県の備前一帯で産する陶器の総称。
伊部で焼かれた伊部焼がこれを代表する。
1200℃前後の温度で長時間焼き締められた褐色陶。
起源は須恵器の時代までさかのぼるが、備前焼としての特色が完成するのは鎌倉時代初期。
初め日常の雑器を焼いていたが、佗茶の流行に伴い、江戸時代初期にかけて茶器の名品を数多く産した。
この時期の作品を古備前と呼んでいる。
江戸時代中期に最も盛んとなり、伝統的な火襷のほか、青備前や色絵備前なども制作されたが、末期からしだいに衰えた。
現在は茶器、酒器、花器の生産が盛んである。

多く無釉(むゆう)で、火襷(ひだすき)などを特色とする。
古代の須恵器が起源とされ、桃山時代から江戸中期に隆盛。
桃山以前のものを古備前、江戸以降のものを伊部(いんべ)焼ともいう。

備前から産する陶器の総称。
伊部いんべ焼が代表的で、無釉むゆうと、長時間の焼き締めによる変化に富んだ器肌が特色。