刀装具の鍔や小柄の骨董品宅配買取依頼を頂き、このような金工作品の鍔をお譲り頂きました。
¥400,000-
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螺鈿は、9世紀ごろ、奈良時代に日本につたわり、平安時代には 蒔絵 に併用されて盛んに行われました。現代にまで受け継がれるその美しさは、時代超える普遍的な美しさで多くの 愛好家 や コレクター がいます。螺鈿は、中国から、仏教や 交易 品などとともに伝来した、工芸技術です。夜光貝・あわび貝・蝶貝など、真珠光を放つ貝殻を文様に切って、木地 や 漆塗 の面に嵌めこんだり、また珊瑚と共に貼りつけたりする装飾 技法 です。貝の裏に彩色したり、日本を代表する金工作品が象嵌細工や彫金細工と同じような 細密 な伝承された技法の 毛彫り や 彫刻 をほどこす方法もあります。現代では主にアコヤガイやアワビが多く使用されています。貝の厚みによって薄貝・厚貝と区別されますが、質としては、厚貝の方がよいとされています。
印籠等に施されている、漆芸の蒔絵のように漆と共に併用する装飾技法が多く、 漆をある模様に削り、そこに貝片をはめ込み磨きをかける 象嵌細工 と呼ばれる彫る技法や嵌める技法を駆使して、あらかじめ貝片を張り付けてその周りを貝の高さまで漆を重ねていく付着法があります。宝石のように美しい輝きを放つ螺鈿ですが、その光沢を生み出すのは、貝殻の持つ魅力を作品に合わせて極限まで際立たせる、 日本古来 の 伝統技術 ・ 職人技 です。貝殻を一枚一枚切り抜き、薄く磨き上げることで、貝殻の持つ美しさをそのままに、細かく繊細な模様を表現することができます。また、貝殻を半透明になるまで磨くことで、貝殻の一面を手作業で着色し、自由な色彩を表現することも可能となります。
伝来 した当時は べっ甲 や琥珀と合わせて楽器の装飾などに使用されていたそうです。日本では漆芸が盛んであったこともあり、平安時代には 漆芸 の装飾技法として蒔絵と螺鈿の技術は飛躍的に向上していき、戦国時代には、鍔や刀装具など上流階級の武具や馬具などにも螺鈿が施され、一般庶民にまで普及する頃には普段使いの茶椀など食器類や煎茶道具の茶托や茶合、また如意等にも幅広く使われていました。現代に残る螺鈿細工の 骨董品 には、優れた 文化遺産 として美術館や古都の 神社仏閣 に保管されている 名品 も多くあります。
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※ご予約の買取業務は定休日も行っております。
FAX 075-571-8648
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