数点の形彫根付の骨董品宅配買取を頂き、お譲り頂きました。
¥100,000-
写真18枚掲載、クリックしてご覧下さい。
彫金とは、各種の鏨、金槌等を用いて 金工品 の素地を加飾する 技法 をいう。わが国の 彫金細工 の技法は、弥生期に大陸から伝播されて発達した。日本の銀製品の歴史は室町期以来、装剣金工の隆盛とともに彫金細工による金属加飾の技法に大いに工夫が凝らされ、精緻で洗練された 金工細工 が施された銀製品が残されることになった。このように古い時代から 伝承 された伝統技術を駆使して 改良し、新しい 日本独自 の 美術工芸品 や 著名 な 文化遺産 が 伝世品 や工芸品として残されてきた。
江戸時代には京都などに優れた 職人技 が多数生まれ、日本刀の拵えや甲冑、鏡、 根付、文箱 、硯箱 など、優れた彫金細工や 象嵌細工 が施された銀製品が多数見られる。象嵌とは、かたどって嵌める細工を云い、古来より受け継がれている技術である。京象嵌として有名な布目象嵌は、純銀純金を使用するため、たいへん高価で希少である。 七宝焼 は銀などを下地にして、面にくぼみをつくり、そこに 釉薬 を埋め、焼きつけて 花鳥画 、人物など種々の模様を表わし出したもの。江戸時代に盛んになった技法で、これにより優れた銀製品が多く作られた。
この 古い時代 には、一応は金工品とは言えるが、金工細工の技術も未熟で彫金細工や象嵌細工 、打ち込み 、 打ち出し の出来る 金工師 も無く、簡単な 装飾品 が施されているだけでしたが、江戸時代に入ると一気に 伝統技術 も開発され、素晴らしい 彫刻 や 緻密 な 工芸品 ができるようになりました。
明治9年の帯刀禁止令により、技法は刀装具制作への用途を断たれ、装飾品等、美術工芸品の銀製品の制作に活路を開くことになった。このため、当時、加納夏雄、海野勝珉らの 彫金家 が銀製品の彫金細工の指導的立場に立ち、技法の刷新に寄与した。現在の彫金家の多くは、この時期の技法の 伝統 を継承し、現代の感覚に沿った意匠による銀製品などの作品を発表している。加納夏雄は、幕末~明治時代の彫金家で、 片切彫 を得意とし新貨幣の雛型製作にも従事した。海野勝珉は、水戸派の彫金細工を学び、色彩感のある象嵌と片切彫りを得意とし、蘭陵王置物など優れた作品を 展覧会 に出品し、その力量が認められている。このような 技術 の伝承は新たな 彫金 技法 や彫金細工の工夫につながり、 象嵌細工や、金工細工などが施され、長い年月をかけて上記のような 逸品 の 名品 や 珍品 が残されてきた。
古美術やかたの店内写真
メディアにも多数ご紹介いただいております
クリックしてご覧ください
TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。
京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。
世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、
愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。
ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。
※ご予約の買取業務は定休日も行っております。
FAX 075-571-8648
※ご予約の買取業務は定休日も行っております。
FAX 075-571-8648
★出張買取 出張・査定・見積り、全て費用は無料
★宅配買取 送料無料、買取価格保証
★全て現金でお支払い
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。
京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地