刀装具の鍔や小柄の骨董品宅配買取依頼を頂き、このような金工作品の鍔をお譲り頂きました。
¥400,000-
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四分一 とは金属工芸で使われてきた 日本古来 の色金のひとつで銀と 銅 の合金です。合金における銀の比率が四分の一である事から名付けられました。煮込着色 と言われる煮色仕上げで美しい銀灰色を示すことから朧銀とも呼ばれています。おもに銅と 南鐐 からなり、全体の4分の1が銀なことがこの名の由来です。若干の金をまぜることにより、冴えわたる色となります。割合の増減により、発色が違い、黒四分一 、白四分一 等のように区分されます。銀の割合が多くなるほど、白っぽくなるのが特徴です。白四分一は、銀色に近い白色、鼠色掛かっています。 朧銀 には他に、銀の表面に 梨地 をつけ光沢を消したものも含まれます。白っぽい灰色で、硬く加工はしづらいです。
日本には、素晴らしい 金工品 が残されています。職人たちによって伝承されてきた 金工細工 の 伝統技術に、独学 で自分なりの 作風 や 技法 を盛込み素晴らしい 工芸品 や 伝世品が作られました。日本の伝統が守られ 伝承 されてきた金工作品は、銘 が有る無しに関わらず、世界各国から 美術品 と認められております。日本古来 の 伝統技術 を学ぶために、それぞれの 流派 や 師匠 に 入門 し、弟子 入りして、名品 の 骨董品 や 美術品 を制作し、長年かかりやっと自分の 称号 や 号 を 襲名 出来るのです。彫金で人間国宝の認定を受けているのは、鹿島一谷、金森映井智など9人です。
鹿島一谷
1898年、東京下谷で 彫金家 の子として生まれました。代々伝えられてきた布目象嵌や、彫金技法の全般を父や祖父から習得した後、彫金家の関口一也、関口真也に 師事 して彫金、象嵌、色絵、台付、着色、鑞付、合金配合法などを学びました。祖父について布目象嵌の修業をする傍ら、海野清、北原千鹿より指導を受け、工芸表現の造詣を深め、1965年には唐招提寺蔵国宝亀舎利塔の修理に従事するなど、高い技術で活躍しました。銀製品の 花瓶、 香炉 、花器、水滴、文房具、水注など、格調高く優美な作品を多く作りました。
金森映井智
1908年、富山県高岡市に生まれました。高岡の地場産業である銅器工芸で身を立てることを決意し、師であった内島市平のすすめで富山県立工芸学校に進学しました。彫金、鋳金、 鍛金 、板金など、金工の幅広い知識を習得する傍ら、中島秋圃に日本画を学びます。卒業後は内島市平の弟子となり、二年間彫金技法を学びました。戦後まもない頃は、写生をもとにつくり出された具象的な草花文様の作品を制作していましたが、後に多く作られた花器では「花器に具象的な意匠は不似合い 」という考えから、直線や曲線による幾何学的模様が用いられています。高岡銅器の伝統技法である浮象嵌のほか、金、銀の線象嵌、布目象嵌など、さまざまな象嵌細工の技法を組み合わせた、モダンで重厚な 作風 が特徴です。
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京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。
世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
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愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。
ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
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京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。
※ご予約の買取業務は定休日も行っております。
FAX 075-571-8648
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