秋野不矩 買取
秋野不矩は西洋画を取り入れた独自の世界観と画風で、女性画家として4人目の文化勲章受章者です。
50代からインドに魅せられ、風景や自然、人物、寺院などインドの風物を好んで描きました。
特に晩年のインドシリーズや花を描いた作品は、愛好家にも人気で高価買取させて頂きます。
日本一、歴史ある
京都祇園骨董街にあります。
京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
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京都祇園で小売販売している
老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。
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店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、
愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。
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ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
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京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。
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秋野不矩の作品ー査定・買取ポイントのアドバイス
秋野不矩(あきの ふく)・特徴と技法
1908年(明治41年)~2001年(平成13年)93才没。
秋野不矩は、昭和初期から平成まで活躍した日本画家です。
静岡県浜松市に生まれる。
幼少期から鉛筆を手に近所の川で写生を行い、絵に親しんでいた。
静岡県女子師範学校を卒業後、高等小学校の教師になるが、絵画への思いが強く、昭和2年には石井林響に師事し、2年後、西山翠嶂の 画塾 に 入門 し、絵画を学ぶ。
昭和11年28歳の時に、文展鑑査展で選奨を受賞、早くから官展で実績を積み重ね、画家としての地歩を固める。
昭和23年に 日展 を離れ、上村松篁、山本丘人らと創造美術(現在の 創画会)を結成。
昭和24年から49年の間、京都市立芸術大学 で講師を勤め、後進の育成にあたる。
昭和37年には、インドのタゴール国際大学に 客員教授 として招かれ、1年間滞在する。
以来、度々インドを訪れ、風景や自然、寺院など、インドの風物を好んで描いた。
それらの作品は、積極的に開催していた個展等で発表され、高く評価されています。
平成3年には 文化功労者、11年には女性画家として4人目となる 文化勲章 を受章している。
日本画の定番の 花鳥風月 を嫌い、西洋画の特長を取り入れた新しい日本画を創造しました。
50代からインドに魅せられ、さらにネパール、アフガニスタン、カンボジア、アフリカも訪れ、常に新しい創作の場を探求し続け、最晩年まで精力的な制作活動を行い、戦後の 日本画 を支えてきた存在です。
作品の多くは秋野不矩美術館などに所蔵されております。
次男は絵本 画家 の秋野亥左牟で、秋野不矩も絵本を多く描いています。
秋野不矩の作品 画風と買取価格のワンポイント
秋野不矩は風景画や人物画を得意とし、独自の世界観と画風から現代でも評価されている女性画家の一人です。ダイナミックな筆使いと鮮やかな彩色、その独特な画風は今なお人々を魅了し、高く評価されています。
特に人物画に定評があり、モチーフは日本にとどまらずインドの風景や人物なども高価買取対象です。
秋野不矩はシンプルながらも草花などの本質的な美しさを描いた作品も多く残しています。
出品作品や来歴がある名品、また晩年の全盛期のインドシリーズは高価買取させて頂きます。
秋野不矩は、昭和37年頃からインドのビシュババーラティー大学に客員教授として招かれました。
インドの光景や文化に魅せられ、風景や自然、そこで生きる女性を題材とした作品を数多く描きました。
日本画 は簡単に描かれた作品から時間をかけた力作、また大きさや 図柄 により買取価格は大きく変わります。
秋野不矩の場合、若書きの作品よりも、晩年に描かれたインドを題材にしたシリーズが高価買取対象です。
明治41年 静岡県磐田郡に生まれる、本名はふく。
昭和 2年 石井林響に 師事 する。
昭和 4年 京都の西山翠嶂の画塾「青甲社」に 入門。
昭和11年 文展鑑査展で「砂上」が選奨を受賞。
昭和13年 第2回 新文展 に「紅裳」を出品、特選を受賞。
昭和26年 「少年群像」で第1回上村松園賞を受賞。
昭和37年 インドのビシュババーラティー大学に客員教授として招かれる。
昭和41年 京都市美術大学 教授に就任。
昭和49年 京都市美術大学 名誉教授 に就任。「創画会」を結成、会員となる。
昭和53年 京都市文化功労賞表彰。
昭和56年 京都府美術工芸功労者表彰。
昭和58年 天竜市(現・浜松市)名誉市民となる。
昭和61年 第27回毎日芸術賞受賞。
昭和63年 第1回京都美術 文化賞 受賞。
平成 3年 文化功労者顕彰。
平成 5年 第25回日本芸術大賞 受賞。
平成10年 天竜市立秋野不矩美術館(現・浜松市秋野不矩美術館)開館。
平成11年 第17回京都府 文化賞 受賞、文化勲章 授章。
平成13年 京都の自宅で逝去、享年93歳。
秋野不矩の作品をお持ちのお客様、お気軽にご相談ください。
掛軸の場合は、購入された時から入っている箱(共箱)は大切な箱で、共箱には秋野不矩の自筆のサインと 落款 が押されています。
共箱は、保証書も兼ねており、有る・無しで、買取価格は大きく変動します。
額装の場合は、共シール が大切な評価基準になります。
共シールとは、一般的に、名刺大で、額の裏側に貼られており、秋野不矩の直筆のサインと題名が書かれ、落款が押されています。
下記のような汚れや剥脱があっても、現状のままお持ちください。
日本画は、「蔵シミ」や「ほし」と言われる汚れが出やすく、買取価格も変わってくるので、出来ればご確認ください。
明るい所か、ライトをあてて画面を良く見てください。
鑑定書の有無に関わらず、まず当店で無料の真贋の判断やアドバイスをさせて頂きますので、お電話でご相談ください。
一般的に絵画の鑑定は、美術俱楽部やそれぞれの指定された鑑定機関で行われており、その場合、真贋を問うだけで、約3万円~5万円かかり、有料です。
【所定鑑定人・鑑定機関】
秋野子弦
住所
京都市東山区新門前通東大路西入ル梅本町262(ギャラリー鉄斎堂内)
電話番号
075-531-6164
当店では高額な作品も扱っております、一例ですがご覧ください。
お買取りさせて頂いた作品は価格を表示してホームページや店頭で販売しています。
秋野不矩をはじめ買取させていただいた作家の作品も数多くあります、是非ご覧ください。
当店には秋野不矩の愛好家やコレクターのお客様もおられ、新しい作品の入荷をお待ちです。
秋野不矩の作品をお持ちのお客様は、お気軽にご相談頂ければ、適切なアドバイスをさせて頂きますので、是非お問い合わせ下さい。
秋野不矩の買取実績と買取価格の解説
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- 『和楽』10月号
- 『Hanako 京都案内』
- 『FIGARO japon』12月号
- 『mr partner』2011年2月号
- 2009年11月 『週刊現代』2009年11月28日号
- 『Hanako WEST』4月号
- 『骨董古美術の愉しみ方』(4月16日発行)
- 『近代盆栽』9月号
- 『Hanako WEST』11月号
- 『ORANGE travel』2006年 SUMMER
- 『婦人画報』2004年9月号
- 国際交流サービス協会に2017年6月7日紹介頂きました。
- 『Grazia』6月号
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- 『Hanako WEST』4月号
- 『gli』11月号
- オレンジページムック『インテリア』No.23
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秋野不矩 略歴
明治41年、静岡県磐田郡二俣町(現在の浜松市天竜区二俣町)に生まれる。
次男は絵本 画家 の秋野亥左牟で、秋野不矩も絵本も多く描いている。
大正15年(1926)に静岡県女子師範学校(後の静岡大学教育学部)を卒業。
昭和2年(1927)に石井林響、2年後の昭和4年(1929)には「青甲社」に入門し西山翠嶂に 師事 する。
その後、文展 鑑査展で「砂上」入選、選奨を受賞、昭和13年の第2回 新文展 で「紅裳」出品、特選を受賞するなど、早い時期から実績を積んでおり、日本画家として活躍するようになる。
戦後間もない昭和23年(1948)上村松篁や広田多津、吉岡堅ニ、山本丘人、福田豊四郎らと共に 日展 を離れ、「創造美術(現在の創画会)」の結成に参加した。
秋野不矩は 日本画 の定番の 花鳥風月 を嫌がり、西洋絵画の特長を取り入れた新しい日本画の創造を探求している。
昭和26年(1951)「少年群像」で、第1回上村松園賞 受賞。
「創造美術」と「新制作派協会」が合流し、「新制作協会日本画部」となる。
昭和37年(1962)54歳の時にインド・シャンチニケータンにあるビシュババーラティ大学(現・タゴール国際大学)の客員 教授 として招かれ、1年間インドに滞在。
それ以来インドに魅せられて度々訪れるようになり、自然の風景や人物、寺院などインドの風物を好んで作品を描いている。
さらにネパール、アフガニスタン、カンボジア、アフリカと、常に新しい創作の場を探求し続けて、93歳で亡くなるまで精力的な制作活動を行った。
また昭和24年から昭和49年の間、京都市立芸術大学で講師を勤め、後進の指導にあたっており、退職後は 名誉教授 となる。
その後、「新制作協会」から日本画部が退会、「創画会」結成、会員となる。
晩年の昭和53年に京都市文化功労賞表彰、昭和56年に京都府美術工芸功労者表彰、昭和58年には天竜市(現・浜松市)名誉市民 となる。
また昭和61年第27回毎日芸術賞 受賞、昭和63年第1回京都美術 文化賞 受賞、平成2年第43回中日文化賞を受賞する。
平成3年文化功労者顕彰、平成5年に第25回日本芸術大賞を受賞。
平成10年には故郷に天竜市立秋野不矩美術館(現・浜松市秋野不矩美術館)が開館。
平成11年に、これまでの業績が認められて、文化勲章 を受章。
平成13年10月11日に京都の自宅で、心不全のため逝去、享年93歳。
秋野不矩の主な出来事や作品の年表
明治41年(1908)静岡県磐田郡二俣町城山(現・浜松市天竜区二俣町)に生まれる。本名ふく。
大正15年(1926)静岡県女子師範学校(後の静岡大学教育学部)卒業。
昭和 2年 (1927)千葉県の石井林響に入門。
昭和 4年 (1929)京都の西山翠嶂塾「青甲社」に 入門。
昭和11年(1936)文展 鑑査展『砂上』入選、選奨(帝展の特選と同じ)受賞。
昭和13年(1938)第2回 新文展『紅裳』出品、特選受賞。
昭和23年(1948)上村松篁、廣田多津、吉岡堅ニ、山本丘人、福田豊四郎らと共に 日展 を離れ「創造美術」を結成。
昭和24年(1949)京都市立美術専門学校助 教授 に就任。
昭和26年(1951)『少年群像』で、第1回上村松園賞受賞。「創造美術」と「新制作派協会」が合流し、「新制作協会日本画部」となる。
昭和37年(1962)インドのシャンチニケータンのビシュババーラティ大学(現・タゴール国際大学)に客員教授として招かれ1年間滞在。
以後10数回インドを訪れ、インドの風土などをモティーフに描き続ける。
昭和41年(1966)京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)教授となる。
昭和49年(1974)京都市立芸術大学美術学部退職。名誉教授となる。「新制作協会」から日本画部が退会。「創画会」結成。会員となる。
昭和53年(1978)京都市文化功労賞表彰。
昭和56年(1981)京都府美術工芸功労者表彰。
昭和58年(1983)晩年に天竜市(現・浜松市)名誉市民 となる。
昭和61年(1986)第27回毎日芸術賞受賞。
昭和63年(1988)第1回京都美術 文化賞 受賞。
平成 2年 (1990)第43回中日文化賞 受賞。
平成 3年 (1991) 文化功労者 顕彰。
平成 5年 (1993)第25回日本芸術大賞受賞。
平成10年(1998)天竜市立秋野不矩美術館(現・浜松市秋野不矩美術館)開館。
平成11年(1999)第17回京都府文化賞特別功労賞受賞。文化勲章 受章。
平成13年(2001)10月11日、京都の自宅で心不全により逝去。享年93歳。
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