竹影堂栄真の主な出来事や金工作品の年表と 買取

初代 金吾
西屋敷に奉仕し、錺に趣味をもち、好んで目貫刃剣の小道具を自作す
天保15年(1844年)3月歿。68歳。

二代 伊兵衛
初代の志技を継ぎ、彫金錺金具製作を専業とする
文久元年(1861年)10月歿。56歳。

三代 伊兵衛
二代伊兵衛の業を継ぐ
明治12年(1879年)10月歿。36歳。

四代 竹次郎
金、銀、銅、赤銅、四分一を配したる床飾り床置物等、 緻密精巧なる美術工藝品を製作し、
国内のみならず、フランス、ドイツ等各国に発表し絶賛を得る。
特に故有栖川宮殿下の御用命を受け御寵遇を蒙り、
殿下より「竹影堂榮真」の号を賜りもって、京都金工界に大いなる業績をのこす。
大正4年(1915年)12月歿。66歳。

五代 賢次
大正3年(1914年)、榮真の意を得、二世竹影堂を継ぐ。
その作品は先代の技法作風を継承し床置物、花器、茶道具、香具、和文具等あり。
昭和45年(1970年)12月没。75歳。

六代 精一郎
父榮真に師事し、昭和45年父榮真歿後大方の勧めにより三世榮真を襲名する。
昭和48年6月、伝統技術総合金属工芸工房「三洋工芸苑」設立する。
もって後継者育成に精進する。
平成19年(1915年)9月歿。84歳。

七代 佳永
昭和33年(1958年)三世 竹影堂榮真(中村 精一郎)の三男・中村 佳永として生まれる。
昭和48年(1973年)15歳より、父榮真の工房に入り指導を受け、定時制高校に学ぶ。
平成 2年(1990年)「京錺(株)竹影堂」、設立にあたり、三世榮真の命により竹影堂佳永の称号を得る。
        「株式会社 竹影堂」を設立。
平成 3年(1991年)竹影堂展 大徳寺玉林院に於て、香爐約四十点の企画をし、工人と共に数年をかけ、
        デザイン・制作・作品の発表をする。
平成 4年(1992年)芸術文化交流の会に兄(鎚舞)と共に出品し、その際、高円宮憲仁殿下、久子妃殿下の御高覧を得、
        金工(作品)について御説明の栄を賜り、御賞賛を頂く。
平成 9年(1997年)京都高島屋美術工芸サロンに於て個展を開く。
平成10年(1998年)NHKの依頼により、平等院鳳凰堂垂木先金具の復元を手掛ける。
平成14年(2002年)国宝探訪 山里が守った神輿~沃懸地螺鈿金銅装神輿出演し、
        神輿金具の華鬘の検証及び復元製作過程を放映。
平成15年(2003年)京都 凌霄に於て、個展『茶の湯金工展』を開く。
平成16年(2004年)東京 京王百貨店 に於て個展を開く。
        京錺(株)竹影堂のアンテナショップ「かざりや鐐」設立。
        京都 凌霄に於て、『第二回 茶の湯金工京錺展』を開く。
平成19年(2007年)東京 京王百貨店 に於て個展を開く。
        京都伝統工芸大学校総合工芸コース金属工芸科講師に就任。
平成21年(2009年)4世 竹影堂榮眞を襲名する。
平成22年(2010年)東京 京王百貨店 に於て襲名展を開く。
        京都髙島屋 に於て襲名展を開く。

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